たてただけ

三日坊主にすらなれない

プレミアリーグ15-16 順位予想

気が向きました。



あっという間にオフシーズンが終わって、早いもので15-16プレミアリーグが今日開幕してしまいますね。

そんなわけで開幕カードは
8日
20:45- 
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
23:00-
エヴァートン vs ワトフォード
ノリッジ vs クリスタル・パレス
ボーンマス vs アストンヴィラ
レスター vs サンダーランド
25:30-
チェルシー vs スウォンジー
9日
21:30-
アーセナル vs ウエスト・ハム
ニューカッスル vs サウサンプトン
24:00-
ストーク vs リヴァプール
10日
28:00-
WBA vs マンチェスター・シティ
という感じ。オープニングゲームからユナイテッドvsすぱぁずでいいのか。

相変わらずどのクラブも金を使いまくっているので昨シーズン以上に混戦になりそう…

そんな混戦必至のプレミアリーグの順位を、プレミアだとアーセナルしかろくに見ることがない自分が予想してみる。
移籍市場はまだ開いているので、この時点で予想するのはかなり無謀ではあるが、まぁやってみよう。



では20位から。



20.ワトフォード

昇格組1つめ。
このチームに言えることはただただひとつ、いじりすぎだと。
カプエ(カプー、またはキャプー、はたまたキャプエ)、ベーラミ、ホレバス、フラド等々、とりあえずどんどん有力選手を獲ってくるフロント。個人の力は多少向上したけど、昨シーズンまでの上積みはクリアされてしまうのでは……ということで、この位置に。



19.アストンヴィラ

そろそろあかんでしょ…
昨シーズンは解任ブースト(シャーウッドはグナ)、グリーリッシュ(グナ)の台頭、そしてベンテケ(グナ)の復活でなんとか残留したアストンヴィラ(グナ)。だがそのベンテケ(グナ)がついに退団し、中盤レギュラーだったクレヴァリー(ユナ)もエヴァートンへ移籍しちゃったもんだからいよいよヤバい。
今年もまた解任ブースト使うのかなぁ…と思わずにはいられない。ベンテケ(グナ)の後釜として獲得したアユー弟(兄はスウォンジー)には少しばかし期待。



18.ノリッジ

昇格組2つめ。1年でリターンしたプレミアだが、1年でチャンピオンシップにリターンしそう。
やっぱりプレーオフからの昇格なので単純に他チームよりも劣るというのがあると思う。でもまぁこういうチームが残留するのが面白いよなぁ…なんて思ったが、順位を決める時に並べた中だと…なので。はい、ごめんなさい。



17.ボーンマス

昇格組3つめにして唯一の残留予想。
昨シーズン得点数リーグ1位の攻撃陣とリーグ2位の守備陣がどこまで通用するのか。主なテコ入れは守備で、ディスタン、ボルツ等プレミア経験者が来てくれたのは心強い。一瞬だけアーセナル移籍の噂があったLSBミングス(not今井麻美)にも期待。



16.サンダーランド

何度危機に晒されようともしぶとく残る黒猫さん。今シーズンも多分ギリギリで残留しそう。
奇跡の残留に導いたアドフォカートの慰留に成功したのが何よりもの補強。カブール、レンスを獲得し、先日は何とエムヴィラを連れてきた。エムヴィラとカタモールのボランチコンビとかヤバいな、WWE開催されそう。
良いタレントはそこそこ揃ってるんだからもっと上に行きたいと思うのだが、まぁそこは現実を見て残留争い…かと。



15.レスター

ザキオカさん効果でJ-Sports様では全試合生中継という超好待遇を勝ち取ったプレミア2年目の狐軍団。
駄菓子菓子、ザキオカさん加入の4日後に昨シーズンのグレイトエスケープの立役者であるピアソン監督が色々とやらかして解任され、後任に困ったフロントはこれまたまさかのラニエリボタンをプッシュ。このまさかの恩師起用にビビったのか、これまた残留の立役者であったカンビアッソも退団するというグダグダっぷり。
普通は残留ダメでしょ、と思うが…まぁここはザキオカさんに期待して、ということで。



14.WBA

昨シーズンはフレッチャーの獲得や軍曹ピューリスの到来もあって13位で残留したバギーズ。
まぁ他チームと比べたらそこそこ安定している部類だと思うのでここら辺でフィニッシュ…かと。未だ去就が不透明なベラヒーノが気がかりだが、もし退団したとしてもランバートを獲得したのでまぁ大丈夫か。そしてウイングの新戦力はグナブリー。クオリティは保証するが、公式戦のブランクはかなりあると思うのでそこをなんとかして頑張ってほしい。ファンの方もちょっとだけ時間を与えてやってください。
まぁピューリスが退団しなければここは大丈夫でしょう。というか彼をキープしておけば、他チームに移られて残留のライバルになるようなこともなくなる。万が一昨シーズンのクリパレのようなことがあったら…これもうわかんねぇな…



13.ウエスト・ハム

ビッグサムに別れを告げて、ビリッチ体制で新たな一歩を踏み出した西公。
補強も気合いを入れて、オグボンナ、オビアング、そしてパイェを獲得。更にはジェンキンソンのローンも1年延長。エネル・バレンシアが長期離脱しそうなのが唯一の懸念だが、フェアプレーランキングという謎枠によって出場することになったELも先日ポイーして開幕への準備はなかなか。惜しむらくはダウニングが去ってしまったことか。
こんなチームでもボトムハーフというプレミアの辛さ、いいんだか悪いんだか。



12.ストーク

マーク・ヒューズ体制2シーズン目もしっかりトップハーフに入ってきたストーク。最終節にはジェラードの門出を祝うパーティを台無しにしていく安定のヒールぶりを見せた。
ピューリスと決別して以降続く謎のバルサ化の一環としてアフェライを獲得。その他にもギヴン、天元突破グレンジョンソン、ファンヒンケル等を獲得し、着々とチーム強化を進めている。
うまいこといけばEL争いに絡めるかもしれないがこの順位で予想しておく。理由はただひとつ。

私怨だ。



11.ニューカッスル

昨シーズンは恒例のお家騒動が絡んで岸壁まで追い詰められた新城。
とりあえず無能無能アンド無能状態(まぁ怪我などもあったのだが)だったカーヴァーとはオサラバしてマクラーレンを招聘。そして残留を決めた最終節のヒーローであるグティエレスをあっさり放出してワイナルダムを獲得。
有力選手はたくさんいるだけに、やっぱりオーナーをどうにかしないとここはどうにもならないのではないだろうか…と思いこの順位、ゴタゴタ込みの順位。



10.エヴァートン

CL争いを演じていた13-14とは打って変わって、昨シーズンはボトムハーフに甘んじた。
その理由はひとえにELとの二足のわらじにあるだろう。今シーズンはリーグ戦一本に絞れるので13-14の強さが戻ってきてもおかしくはないが…昨シーズンの悪いイメージが抜けきらなかったので、結局はトップハーフギリギリのところだと予想。



9.サウサンプトン

大量流出で降格不可避と言われていた中でのEL出場権獲得というサプライズを起こした昨シーズン。だが今シーズンにその成績を残すのはちょっと厳しいのでは。
中盤の要シュナイデルラン(ユナイテッド)、RSBクライン(リヴァプール)、CBアルデルヴァイレルト(すぱぁず)と、今夏もまたまた主力を引き抜かれてしまった。リーグ2位の失点数(少ない順だぞ)を誇ったディフェンス陣をごっそり抜かれたのはキツい。クラシー、コウルカーと後釜は獲得したものの、シュナイデルランの抜けた穴はあまりにも大きい気がする。更には昨シーズンの正GKフォースターが長期離脱と、昨シーズン堅守を誇ったディフェンスの真価が問われるシーズンになりそうだ。
ただクーマン体制下で構築したオフェンス陣は健在、ジェイ・ロドリゲスが復活を遂げれば更に面白くなりそう。



8.クリスタル・パレス

昨シーズンは開幕前にピューリスが退団し一気に降格候補に躍り出たが、年明けにクラブOBのパーデューを新城から引き抜いてからは一転、終わってみれば残留どころがまさかのトップハーフ入りを果たした。
そしてその勢いそのままに順調に補強が進む。パーデューのコネを活かしてPSGからカバイェを獲得した他、FWには黒猫で燻っていたウィッカムチェルシー期待の若手バンフォードを加え、肝心の主力の流出も今のところゼロ。
成功を収める準備は出来ている、あとは指揮官パーデューの腕次第だ。



7.スウォンジー

引退後即就任…どころか13-14シーズン途中にいきなり選手兼任監督として指揮を任されたギャリー・モンクが、初のフルシーズン挑戦の監督が、いきなりこんな好成績を残す…なんて、一体誰が考えていただろうか。
前述の通り、初のフルシーズン挑戦となったギャリー・モンク。かなり厳しいのでは…という周囲の予想とは裏腹に、第1節ではユナイテッドを撃破。1月にボニーが引き抜かれてもなんのその、アーセナルとユナイテッドにはダブルを食らわせて8位でシーズンを終えた。
今夏にはエデル、タバヌ、アユー兄を補強し、さらなる躍進を狙う。
青年監督という魅力、ダブルを食らったトラウマ等々込みで、所謂ビッグ6の次点はこのチーム!と予想。



6.リヴァプール

夏が来るたびに組み上がりそうなパズルをバラして、新しいピースを買ってきて「埋まらねぇ…」と嘆いている気がするリヴァプール
昨夏のスアレスに続き今夏も1人を高値で放出して良さげな選手をたくさん買ってくるベイル式補強を敢行。忠誠心なんてまるでなかったスターリングの厄介払い&補強資金獲得に成功し、セレソンのフィルミーノ、ボグダン、クライン、よろず屋ミルナー、バーンリーで孤軍奮闘イングス、期待の若手ジョー・ゴメス、昨夏に確保しておいたオリジ弁当、そして満を持してのステップアップとなるテケテケの総勢8名を一挙補強。昨夏のデジャヴが頭を駆け巡る。
正直また同じ運命を辿るようにしか思えないが、個々の技術は高いはずなので、あとはロジャースがどうやって昨シーズンまでの戦力と噛み合わせていくかだろう。とは言ってもスターリッジはしばらく離脱ということなので、最初からベンテケにかかる期待はかなり大きくなりそう。
もしベンテケがコケた場合にはアイツの出番だろう。



5.トッテナム

この世の理である。
ポテッテーノ体制1年目の昨シーズンは突然のハリケーン発生によってイングランドをかき回したが、終わってみれば行き着くべき場所にしっかりと着いているという安定感。
今夏もいつもの大転換…とはならずに継続路線を進み、課題であったDFにアルデルヴァイレルト等を補強するのみという気持ち悪いまでの堅実っぷり。頑張ってレヴィを説得したんだろうなぁ。
無理してガラッと変えるから強くなれないんやと言われてきたクラブなので、正直言ってこの継続路線は不気味である。カギは2年目のハリケーンが変わらぬ活躍を見せられるか否か。

とはいえこの世の理には逆らえまい。



4.マンチェスター・シティ

オッサンばっかだ!ペジェじゃダメだ!!大刷新だ!!!なんて言われていた割には全然入れ替えが進んでいないどころか、ペジェの契約延長まで決定した始末。完全に継続路線である。オッサンは衰えていく一方、ペジェも一点張り…順位は下がるだろう。
FPPのペナルティが何故か解除されたので、今夏はホームグロウンプレイヤーの確保に全力を尽くしている。まずはスターリングにドカーンと大枚をはたき、揺れに揺れたデルフも結局獲得成功。期待の若手パトリック・ロバーツも確保した。だが基本は継続路線。2列目以下は全く変わらぬ陣容で挑む。
気がかりなのはFWの人数。ヨヴェティッチがインテルへ、ジェコはローマ移籍間近ということで現時点でのFWはアグエロとボニーの2人だけ。デッドラインデーまでに補強があるならここなのではないだろうか。



3.マンチェスター・ユナイテッド

ファン・ハールの大改革2年目を迎えた今夏は、アディダス資金をフル活用して超大型補強を敢行。21歳のデパイから始まり、トリノからダルミアン、まさかのバイヤン生え抜きシュバインシュタイガー、セインツの要シュナイデルラン、そしてGKロメロを獲得。モイーズの時に惜しんだ分まで大盤振る舞いしているような気がするが、そこまで気合いが入っているということか。
ここまでやれば普通は優勝争いまでいくだろうが、昨シーズンのトップ4入りの原動力であるデ・ヘアの移籍が決定的であるので、やはり優勝まではいけないのでは。攻撃は十分なので、デ・ヘア放出後に連れてくるGK次第で順位が大きく左右されそう。



2.チェルシー

2年目のモウリーニョの安定感で他を圧倒した昨シーズン。今シーズンも問題なく優勝争いに絡むだろうが、懸念事項が2つばかり。
1つは…まぁ全く根拠がないのだが、「3年目のモウリーニョ」だということ。これに関しては完全に自分の願望である。
もう1つはワントップの問題。大活躍だったジエゴ・コスタは怪我がち。昨シーズンまではそこをドログバがカバーしていたが、今夏に連れてきたファルカオはユナイテッドでの昨シーズンを見る限りだとあまりにも未知数。ファルカオが復活出来なかった場合はレミーがどこまでやれるかにかかっている。
というわけで2位予想。ただ優勝争いを繰り広げるのは間違いない。



1.アーセナル

贔屓でもなんでもない。いや、贔屓は入っているけど。でも今シーズンは本当に強いぞ。
昨シーズンは序盤にコケたが、コクランの台頭、怪我人のカムバックもあって後半戦は好調でいつもの4位を越えて3位でフィニッシュ。
今夏は長年の課題と言われてきたGKにまさかのチェフを獲得。後半戦の堅守を更にパワーアップさせる、テリー曰く「15ptsを稼ぐ」GKの獲得は間違いなくデカい。それ以外には全く動いていないが、もともと層が厚いわけで動く必要もないという判断だろう。
また、こちらも長年の課題であった怪我人は、昨夏から雇ったフォーサイス効果が昨シーズン後半から徐々に出てきて、今シーズンもまぁこれまでよりは幾分かマシにはなるんじゃないかと。
プレシーズンではシンガポールでのトーナメント戦、ロンドンに戻ってエミレーツ杯、そしてコミュニティ・シールドといきなり3冠を達成。開幕戦はアレクシス抜きだが問題にはならないだろう。それくらい現在は好調…なので、その好調ぶりを継続出来るかどうかにかかっている。前半ダメ後半良い、もしくは前半良い後半ダメ、でタイトルを逃してきたので、そこをどうにかしたときに待望の瞬間が訪れるはずだ。
コクランとジルーが怪我したら知らない。




そんなわけで。
15-16プレミアリーグ順位予想
12.ストーク
13.ウエスト・ハム
14.WBA
15.レスター



書いてたらあっという間に開幕まで30分を切っていた。やっぱり予想は楽しい。外れても減るモンじゃなし、みなさんも順位予想をしてみては如何だろうか。
ということで今日はここまで。今年も色々と愉快なことが起こりそうなプレミアリーグから目が離せない。