FC東京の2ndステージをデータを用いて理論的などんぶり勘定を行うの巻
夏がやってきた。2ndステージがやってきた。
我がFC東京は9位で1stステージを終えた。堂々のトップハーフでのフィニッシュだ。立石GMによると2位も9位も一緒だそうなので、1stステージは鹿島の次の順位で折り返すことができたということだ。素晴らしい結果を修めた城福監督に、ファン・サポーターは暖かい声援を送り続けている。悲願の残留に向け、2ndステージもテーマである「アクション・フットボール」を基礎に勝ち点を積み上げていくことだろう。
そろそろ辛くなってきた。
そんなもんで、残留できるかどうか割と心配になってきたのでいろいろ調べてみた。18チームでのリーグ戦が始まった2005年から去年までの11年間のデータを用いて極めて理論的などんぶり勘定を行っていくのが今回の記事。一応東京サポ向けの記事ってことにするが、他サポさんのご意見も大歓迎。
1. そもそもいくらくらい勝ち点稼げば残留できるの
そこんところどうなんだよ。
計算方法はシンプルに、その順位の11年間の平均勝ち点を調べた。
ってことで表どーん。
見辛いとか言うなよ。頑張って作ったんだよ。許してくれ。
各年の青は東京の順位。色がついていない年があることに気づいた君は知りすぎた。死んでもらおう。まぁそんなことは今はどうでもよくて、今重要なのは一番右の平均勝ち点。簡単に言うと38pts稼げば残留ほぼ確、と。38pts稼いでも残留できなかったのはこの11年間でもガンバと神戸が関西の笑いを提供した2012年という壊れシーズンのみなので、まぁそこらへんは大丈夫だ。多分。
画像に付け忘れたが、J1における東京の平均最終勝ち点は49.2。平均勝ち点に当てはめると8-9位の数字なので、万年中位という不名誉な二つ名がデータでも裏付けられてしまった結果に。去年頑張っただけじゃ平均は改善されなかった。
2.残り試合の戦績からどんぶり勘定
さてようやく本題。既に消化したアウェイ鳥栖戦を除いた残り16戦の過去11年間の戦績を調べた。
"n"は対戦がなかったという意味。2011年は前年に対戦がなかった甲府、福岡、柏がちょうど昇格したので鳥栖以外は全て対戦がなかった。
対戦表を見て自由に思い出に浸っていただきたいところだが、とりあえず見て欲しいのは一番右の平均獲得勝ち点。2~はだいたい勝ってる。1~2は勝ったり負けたり引き分けたり。1以下はお察しだ。
まぁでもこれじゃ分かりづらいわ!って言われるだろうから勝敗表もちゃんと作った。気配りができるタイプの人間だとはあまり言われない。
この項の一番初めに出した表の続きだったので対戦相手が一番右になるがそこらへんは許して。
勝率+敗戦率=100%にならないのは引き分け分のせい。福岡がどっちも0%なのは11年間で唯一の対戦が引き分けだったから。
勝率&敗戦率で注目して欲しいのは赤と青の箇所。赤が東京にとって有利な数字。青は逆。うーんこの終盤6連戦の明暗くっきり分かれてる感じ。とりあえず赤い表示のある相手にはしっかり3ptsをとっていかないとならない。
ってことで敗戦率の横がどんぶり勘定。しめて30pts。現在の23ptsと足して最終勝ち点は53ptsと大胆予想。一番最初の平均勝ち点表に当てはめると6-7位。大して変わらん。
なお鳥栖はデータ上では3pts予想ができる対戦相手だった。つまり予想の限りではない。ちゃんとクローズできていればこの注意書きを書く必要もなかったのに。
3.城福政権時の戦績
さて、肝心なのは今の監督が勝てるかどうかなのだが、前回の城福政権時の08-10年の3年間の戦績に限定して勝率やらを出したデータがこれ。
うん、だいたい変わんない。
唯一挙げるとすれば対鹿島の戦績か。1勝1敗1分の成績は割と希望が持てるっちゃ持てる?まぁでも他で落として予想勝ち点は4pts下がってるんですけどね。
まぁつまり何が言いたいんかというと
結論:多分降格はしないと思う多分おそらく
論が決してないのでは?
最後に。
城福の明日はどっちだ。