たてただけ

三日坊主にすらなれない

2016J1年間順位予想

うーん寒くてたまらん!

世間はまだまだ冬だが一足先にJリーグは春を迎えるよ!
それに伴い各解説者はじめ多くの人々が当たりもしない予想をあーだこーだと晒していく楽しいイベントもやってくる。

ということで私もしてみむとてするなり。



18.アルビレックス新潟

奇跡の降格回避、からの躍進、そしてまた低迷と成績のジェットコースターぶりで楽しませてくれた、秋春制が導入されたら真っ先に詰みそうなクラブ。だが今年はもう厳しいかなと。
酸いも甘いもを経験したジュビロ磐田新潟支部時代に終止符を打って迎えたのが吉田ダルマ氏、(あんまし評判良くないから周りに流されて)手腕には疑問符が付く監督を呼び寄せてしまって大丈夫か。
補強も上手くいってないみたいで、ポジ要素は先日のリオ予選でそこそこ頑張った武蔵あたりになるのだろうか。この位置に決めた決定打となったのが練習試合川崎戦の1-8の大敗。相手の攻撃力は考慮してもやっぱりまずいぞこれ、ってかもしかしたら8失点より1得点の方が大事かもしれない。
ハッピーターンと間違えて白い粉を服用して、肺に映ってトリップしながら試合に臨めばなんとかなるかも。



17.ベガルタ仙台

羽生ボンバーで見事にマスコット総選挙優勝を掴み取った仙台だが、ピッチ上では厳しい戦いを強いられそう。
主力の高齢化という慢性的なテーマは今年もつきまとう。多分これが最大の理由かなぁ、ここにタマが割って入ってきてくれることは期待しているけど。あと昨年2ndの成績が山形、清水に次いで悪かったのもマイナスポイントかと。
渡辺監督が羽生くんにも負けないイケメンなので、今回のマスコット総選挙で大量投票した羽生ファンが彼目当てでユアスタに大挙すれば、選手もやる気出して降格回避出来るかも。



16.名古屋グランパス

トヨタがしっかりバックについて、「おっ大補強か?」と思わせておいてーの
全権監督・小倉隆史
というブックメーカーのプレミア優勝予想でシーズン前のレスターに賭けるくらいのギャンブルに打って出た名古屋。その小倉監督自身もCBを3人で回そうというブックメーカーのプレミア優勝予想で現在のユナイテッドに賭けるくらいのギャンブルを敢行。案の定そのCBのうち2人が負傷してフラグ回収。誰かも言っていたが本当に矢野貴章がCBやるかもしれない。終盤、というか後半の必殺・CF闘莉王もできなくなったし、かなり苦戦しそう。というかもしかしたらこれ撃ち合い上等サッカーになるのか?一応前線の駒は揃っているし、そこが噛み合えば風間国のように上手くいくかもしれないが、1年目・ましてや監督初経験の彼がそこまでやるのは相当な要素が噛み合わないと厳しいだろう。
永井が4年前のロンドンでの記憶を尾張のサムライよろしく「思い出しました」すれば降格の憂き目を逃れられるかも。



15.アビスパ福岡

去年の勢いそのままに旋風を起こせるか?というところ。
とはいえJ1という厳しい舞台に上がったことに加え、守護神中村は日立台へ帰っていってしまった。なんか去年の山雅みたいなポジションでシーズンを過ごすことになりそうではある。間違いなく苦戦は強いられると思うが、そこは昨年就任1年目で見事に結果を出した井原監督の手腕の見せどころだろう。さっきまで1年目がうんぬんと言ったが気にしない。ってか井原さんはコーチとかやってたしなぁ、まぁコーチ経験した上でやらかした人が広島で2年目を迎えようとしているが。
何れにせよプレーオフ勝利チームとしての昇格では今までで最強のチーム。あっさりとJ2へ戻ることにはならないだろう。
九州ダービーでのシンデレラvs王国はなにかと楽しみではある。



14.ヴァンフォーレ甲府

世の中にはなんとなくヤバそうだけど結局のらりくらりと残留するチームが一定数あるが、そのチームがここだ。甲府盆地の要塞でこつこつ稼いで残留、これだっ!
阿部拓馬は抜けたがクリスティアーノがまさかの帰還。改めて振り返るとこれくらいしかポジ要素がない気がするが、それでもなんとなく残留してしまうのがここな気がする。正直それだけだ。降格筆頭に挙げている人もいるがごもっともだと思う。
対戦相手がユニを見てバルサだと思ってくれれば威圧感で勝ち点を重ねられるかも。



13.湘南ベルマーレ

秋元、永木、遠藤という主力の退団で、J1二年目にしてついに草刈り場になってしまった湘南。だが心臓のキジェ監督はなんとか死守したことで、残留への道は一気に開けた。去年トップハーフに滑り込んだ成績までは残せないものの、下のチームと比べてみたらやっぱりアドバンテージはある。大竹くん覚醒はよ。
そういやあんぽむさんベルクイ復帰はまだでしょうか。



12.ジュビロ磐田

レジェンドによって憂き目に遭ったオレンジと入れ違いでレジェンドによってJ1に戻ってきたサックスブルー。ナナミサンの展開する攻撃サッカーは魅力があるが、守備面で苦労しそうな感じはする。それでもジェイ、アダイウトンを擁する攻撃陣は脅威。上にはいけないが落ちることもないかな、と。
来年こそJ2で静岡ダービーが開催されるなんてことがないように頑張ってほしい。



11.ヴィッセル神戸

「ネルシだしいけるやん!」と思って推した自分の去年の優勝予想チーム。見事に残留争いを演じてくれたのでもう信じない。
森岡とチョン・ウヨンの退団はやっぱり痛いと思うわけだが、鳥栖から藤田獲得したからプラマイゼロ…?という感じでこの位置。ネルシマジックが2年目にして起こるかもしれないのでまだ分からないが、信じたら裏切られると思うので考えないでおく。
三木谷FAXには絶対服従なので、そこら辺で勝ち点を落とすのはあしからず。



10.大宮アルディージャ

さて、なんだかんだこの位置にまで上げてしまった残留の盟主。今年もラインコントローラーとしての役目を全うしてほしい気持ちもあるが、なんだかんだ普通に強そうな感じはある。ムルジャ、ネイツ、家長とか普通に強いでしょこれは。J2独走(してた)の強さをJ1の舞台でも発揮してほしい。
あと播戸さんのキャラそこそこ好きなので頑張ってほしい。



9.柏レイソル

かねてから下部組織等に関わってきたダルマ監督と決別し、新たなるブラジルからの使者を迎えた太陽王。昨シーズン半ばにレアンドロ、そしてこの冬はクリスティアーノと工藤が退団して前線の組み直しを迫られているわけだが、メンデスが連れてきたブラジリアン助っ人がなかなか良いらしく(名前しらない)。今年の前線は彼が引っ張っていくことになるらしい。
らしい、全部人から聞いた話。
そんなわけで一定の成績の上昇は望めると思うが、まぁ1年目なのでこの辺でいいや。



8.横浜F・マリノス

2年目のモンバエルツ政権にはある程度の期待を見込める。と思うが、FWの重要性!FWの重要性!って感じで、アデミウソンの退団、そして(いつもの)ラフィーニャの負傷で攻撃については厳しい1年になるだろう。それでも昨年2ndの好調をほどほどに維持して降格とは無縁のシーズンを送れるのではないだろうか。
それでもヤバそうなときはぜひともシティのコネクションで本部から選手を融通するように頑張ってほしい。アグエロとかアグエロとかアグエロとか。




7.サガン鳥栖

森下サッカーでイメージの一新を図ろうとしたものの案の定失敗。「やはり肉弾サッカーじゃ!」とライセンス剥奪リーチのフロントは大博打としてマガト招聘を画策、今思っても極端にも程がある。しかし幸運にも彼には拒否され、困ったフロントはちょうど立石王国から追放されてフリーだった伊達男・マッシモを新監督に。これ普通に好判断だと思うんですけど。
もともと守備固めてカウンター肉弾戦ドーーン!!なイングランドサッカー臭のする鳥栖にマッシモのサッカーはマッチする。しかもポポヴィッチワンツー地獄から脱け出すのに時間がかかった東京と比べて、鳥栖はマッシモへの"慣れ"はあるのではないだろうか。
もちろん水沼と藤田が抜けたのは大きいが、極論言えば戦術・豊田でなんとかなるサッカーになると思うので、彼が怪我をしない限りは大丈夫。太田宏介のようなクロスマシーンがいれば更に効率的に勝ち点を稼げるだろう。

2年間マッシモと戦ってきたファンからすると、まぁ面白くはならない。だが間違いなく面白いサッカーをして中位に落ち着くよりもチャンピオンシップ争いをする方が面白い。愚骨なまでに勝利を求め、そして強固な守備組織に快感を求める1年を鳥栖の皆様もぜひ味わっていただきたい。1年目コケても我慢しよう。

ちなみにライセンスの問題だが、ここのところ話題のサイゲームスが面倒なことになると直に影響を受けそうで心配ではある。



6.FC東京

ということで今年の我がクラブはここ。「期待してないの?」と聞かれると「はい」としか言いようがない。

去年クラブ最高勝ち点をもたらしたマッシモを切り、クラブを降格に導いたJFK氏を再招聘。この事実を知ってどう期待しろというのか?という。
いや、JFKさん自身はアレや甲府、そして解説者と経験を重ねてサッカー観は変わっていると思う。だから降格はないと思う、思いたい。
けど「去年の守備を継ぎつつ云々」みたいなことを言ってるのは非常に楽観的だなぁと。マッシモになって2年、ポポヴィッチワンツー地獄は見る影もないわけで。まぁマッシモが極端な変革をしたのもあるけど、言うほどそう簡単にはいくとは思えない。
JFKさんに変わっての今のところ最大のメリットはえらく補強が上手くいったことだと思う。マッシモと立石GMとの間に軋轢があったのは補強が上手くいかなかったことからもよく分かる。ということで古巣甲府から阿部拓馬、アンダー世代との付き合いで水沼、そして権田の後継に秋元、太田の穴埋めに駒野、そして室屋、と補強はすこぶる上手くいった。はいいものの、既にディフェンスラインが壊滅状態なのは大丈夫なんですかね…
そしてACLでの疲労も無視出来ず、特に現在絶賛7連戦中と、序盤からの過密日程+組織構築でバタバタと勝ち点を落としそうなのが心配。となるとやっぱりここら辺に落ち着くのかなぁと。

この悲観的な予想を裏切ってほしいけど。
さぁみんなでムービング改め、アクション!アクション!



5.川崎フロンターレ

風間国もそろそろタイトルという結果を残さないとまずいのではないだろうか。
「守備練習してるぞ!」というマユツバな噂はあれど、これって多分「奪ったらどう繋ぐか」というテーマなんじゃないの、それとも特攻サッカーを標榜していく上での迷いが生じているのか。
とはいえ中村憲剛と大久保が中心の特攻は脅威。ACLもないのでそれなりにいい位置にはいける。
だが誰が言ったか、「いいFWがいれば試合に勝てる、いいDFがいれば優勝できる」の金言はこのJの地でも通用する結果になるだろう。
大久保、小林、中村、大島のOKNOカルテット(今名付けた)がどれだけ面白いものを見せてくれるだろうか。



4.浦和レッズ

だいたいの人が言っていると思うが、ここからが優勝の可能性があるチーム。ただ浦和は上3つと比べたらひとつ格が落ちるかなと。
限界を毎年晒している気がするミシャ政権だが今年も継続。ということで無冠も継続。シンプルすぎてごめんなさい。でもそれで説明つくと思う。
もっとも遠藤を獲得したのは間違いなくプラスにはなると思う、阿部勇樹が離脱したら終わりのポジションに若手有望株筆頭を確保したのは大きい。だけど結局はいつも通り前半無敵→後半失速になるのかなぁと。
先日のやべっちで槙野が「槙野ヘアーにした奴はみーんな調子良くなる!」みたいなことを言っていたので、リーグ終盤に全員揃って槙野ヘアー、もちろんミシャも槙野ヘアーにすれば後半失速のジンクスから解放されるかも?



3.ガンバ大阪

吹田行きたい。宇佐美のミラクル残留&アデミウソン加入によって維持どころかパワーアップした恐怖の前線は健在だ。吹田行きたい。また藤本淳吾という左足のキッカーを獲得し、セットプレーのバリエーションが広がったのも大きなプラス。吹田行きたい。またようやく万博から移転となった吹田スタジアムの雰囲気と大歓声も彼らを後押しするだろう。吹田行きたい。「大歓声の後押し」というとメンタル面でのものを想像するのが普通だが、「指示が伝わりづらくなる」とヤットさんが言っていたように、試合環境の面からもアウェイチームには非常に戦いづらい場所になりそう。吹田行きたい。という感じでネガティヴな要素がなかなか見当たらないので普通に優勝もあり得そう。

吹田行きたい。



2.サンフレッチェ広島

去年の1stが浦和独走だとしたら、2ndは広島独走と言うべきだろう。猛チャージで年間優勝も掻っ攫ってチャンピオンシップもしっかり優勝。開催国枠として出場したCWCでも3位の好成績をおさめたものの、それでもスタジアムは建ちません。ポイチさんがコンペティションの冠スポンサーと共にしっかり口にするスタジアム作れやプレッシャー、それでもスタジアムは建ちません。たぶん市側はACL優勝→CWC優勝くらいじゃないと認めないと思うので、ポイチさんご一行にはぜひACLを全力で戦っていってほしい。そういうわけでおそらくリーグ戦に支障を来たしそうなので優勝は惜しくも、かなぁ。ドウグラスの穴もウタカがカバーできそうなので普通に優勝あり得るんだが、この上のところと比べるとACLの過密日程はやはりネックか。
赤ヘルの方の広島がオープン戦好調だけど、まさか中身入れ替わったりしてないよね…?



1.鹿島アントラーズ

ということで今年の1位予想には王国復権を推させていただく。
平均年齢J1最年少(だったはず、エルゴラでみた)の若いチームを推すのはいかなることもあり得るリーグ戦においてなかなか難しいものがあるが、それでもセレーゾとバイバイした途端に調子が上がり、2ndでは2位の成績だった勢いはやはり評価すべき。ACLもない上に、なにより大きいのは金崎の完全移籍だ。一度はポルトガルに帰った彼を連れ戻したのは間違いなく大きなプラスになる。あと地味に去年はろくに働けなかったジネイが今年は稼働可能なのも大きいと思う。1年目にいきなりの負傷でアテにならなかったのを我慢したのは彼の才能を高く買っているからに他ならないのではないだろうか。
他諸々、やはりポジ要素の多さ・ネガ要素少なさは鹿島が抜きん出ているわけで、これは優勝候補筆頭と言わざるを得ないのは。解説者の皆々様がほとんど去年のトップ3を優勝予想して鹿島を野放しにしているのは謎である、もちろん優勝候補のひとつには挙げていたが。
あ、柴崎が自分のサッカー性の探求で移籍したら分からんかも。
f:id:gnsp:20160227125351p:image
画像検索結果を生贄に、シャーレを奪還、しよう!



ということで

1.鹿島
2.広島
3.大阪
4.浦和
5.川崎
6.東京
8.横浜
9.柏
10.大宮
11.神戸
12.磐田
13.湘南
15.福岡
16.名古屋
17.仙台
18.新潟

これでよろしくお願いします。
では、答え合わせは年の瀬に。