たてただけ

三日坊主にすらなれない

アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜FW編〜

さぁラストFW編!
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん



9.ルーカス・ポドルスキ 評価:E



一発目からEってのもなかなか悲しいが…仕方ない、そうつけるしかない。

大して出てないのにキャプテン・ラームの隣という素晴らしすぎるポジショニングでトロフィーを掲げたW杯の歓喜から一転、アーセナルでのポジションは失われてしまった。
"守備をしない代わりに一発を期待できるFW"という立ち位置で13-14はやってきたが、"守備をするし一発がある"という完全上位互換の人がやって来てしまったため出場機会が激減するのは必然だった感。CLアンデルレヒト戦の土壇場決勝ゴールが唯一の見せ場だった。
レンタル移籍したインテルでも活躍出来ず、再起を誓いガラタサライに完全移籍。その左足でトルコのファン達を沸かせて欲しい…暴れさせない程度に。



12.オリヴィエ・ジルー 評価:A



13-14の後半戦でボロクソ言われまくったジルー。勝負の3年目はコミュニティ・シールドで早速スーパーゴールを決めるなど滑り出し上々だったが、エヴァートン戦でなんと相手のクリアが足首に当たった時にポキっといってしまい4ヶ月離脱の診断。CLグループリーグの登録からも外れ、年内の出場はないものだと思われていた。
しかししかししかーし!!なんと予想されていた4ヶ月の離脱期間を上回る3ヶ月でピッチに復帰、更にはその試合で見事なボレーシュートでゴール。CLグループリーグ5節ドルトムント戦にも一応間に合ってしまった(もちろん出れないが)。
その後はワントップとして安定した活躍を重ねていった。QPR戦での無駄すぎる頭突きで出場停止を食らった件はいただけなかったが、2月に入ってからはリーグ戦で6試合連続ゴールと絶好調。その後はリーグ戦でのゴールは生まれなかったが、FA杯決勝では後半ATに4点目のゴールを決めて14-15シーズンを締めくくった。

FWとして勿論ゴールは大切だけど、それ以上にジルーは2列目を活かす働きが素晴らしかった。フリックとか完全に藝術の域。やっぱり今のアーセナルに一番合うFWのタイプだなーと。
ジルーへの疑問の声は、いつしかジルーをサポートするCFを求める声になった気がする。誰が来たってあんたがファーストチョイス。



14.セオ・ウォルコット 評価:C



最後の最後に評価をひっくり返した、スーパー帳尻合わせ男
前十字靭帯断裂の大怪我から11ヶ月、バーンリー戦で久々にピッチに立ったセオ。しかしその後そけい部を痛め再び離脱。年の瀬からベンチ入りしたものの、ベンチを温め続ける日々が続く。
出場しても目立った活躍は出来ず、守備への貢献度は… 長期離脱からの復帰なので勿論時間は必要、だが契約は16年夏まで…残された時間は多いとは言い難い…

風向きが変わったのは途中出場した37節ユナイテッド戦、ビッグマッチでの久々のゴールだった。オウンゴールだけどあれがセオのゴールなのは疑いようがない。
そしてここから圧巻の帳尻合わせが始まったわけで…まずは最終節WBA戦のハットトリック。特に1点目のシュートスピードは凄かった。そしてFA杯決勝の先制ゴール…失っていた信頼をこの2試合で一気に取り戻したように思う。正直自分もダメだと思ってました、ごめんなさい。
先日契約延長も済ませて移籍報道をシャットアウト。コミュニティ・シールドではCFで先発するなど、今シーズンはジルーと違うタイプのCFとして活躍を期待されていると思うので、最終盤の勢いそのままに突っ走ってほしい。



17.アレクシス・サンチェス 評価:A



f:id:gnsp:20150807011237j:image申し訳ございませんでした。

エジルに続くビッグサマーな獲得となったアレクシス。正直1年目からあんなに活躍するとは思わなかった。
CLプレーオフベシクタシュ戦を皮切りに、レスター戦ではプレミア初ゴール。その後もゴールを積み重ねていき、終わってみれば25ゴール12アシストの大車輪の活躍。ウディネーゼ時代のゴール数(21)を1年で抜いちゃったんだから凄い。そのゴールもただのゴールではなく、目の覚めるような素晴らしい一発を見せてくれた。まさしく"規格外"
彼が凄かったのは攻撃だけではない、相手にボールが渡るやいなや直ぐにプレッシャーをかけ、前線の守備リーダーとも言うべき活躍を披露した。

今シーズンはコパアメリカ(優勝おめでとう!)で出遅れるが、変わらぬパッションで幾つもの素晴らしいゴールを見せてくれると確信している…からね、しばらくは大丈夫だから、今はよーーーーーーく休んでね。終盤ちょっと調子落ちてたからね、やっぱり疲れてるよね、ちゃんと休んでね


ホント休めよ!!!!



22.ヤヤ・サノゴ 評価:D



衝撃の4ゴールーーーーー
エミレーツ杯でのまさかの4ゴールで始まった未完の大器ヤヤ・サノゴの14-15シーズン。いよいよ覚醒!?かと思われなかったような、思われたような…だが、後述のダニーの獲得もあって出場機会はかなり限られることになり、更にはハムって離脱したり、結局今シーズンも覚醒ならずであった。
そんなわけで衝撃の4ゴールとドルトムント戦でのゴールを残して後半戦はクリスタル・パレスへレンタル移籍。加入2試合目には1ゴール1アシストの活躍を見せたが、それ以降は目立った活躍もなくシーズン終了。

正直Eでも良いくらいだが若手なので温情でDに。ことごとくシュートが正面にいくのはなんとかしなければならない。
今シーズンは大先生のいるアヤックスへレンタル移籍。シュートはもちろんトラップも向上させて帰ってきてくれたらと思う。


No Sanogo, No Party.



23.ダニー・ウェルベック 評価:C



2014年のデッドライン・バイはこの人。ユナイテッドの生え抜きがまさかの北ロンドン上陸。
「ぼかぁCFがやりたいんだよぉ!!」という彼の希望通り、入団からしばらくはワントップのレギュラーとして苦しいチームを支えていく。加入3試合目で初ゴール、ガラタサライ戦ではハットトリック!と、ここまでは良い感じ…であった。
誤算はやはりジルーの早過ぎる復帰だろうか。ここを境にワントップではなく主にウイングでの起用が中心に。後半戦では年明けから1ヶ月離脱した影響もありベンチが定位置になってしまい、5月に入り膝の負傷を抱えそのままシーズン終了。
起用法のこともあるが、37試合8ゴールはちょっとさみしい。

んでいた活躍とは遠いものだったが、14-15シーズンの彼の最大の功績は、やはりFA杯での古巣への一撃だろう。
f:id:gnsp:20150807001025j:imageこれがあったのでDからCに。

早く復帰してそのとんでもない身体能力を活かして多くのゴールを見せてほしい。



28.ジョエル・キャンベル 評価:N



ブラジルの地でサプライズを起こしたキャンベルが、3年のレンタルを経て遂に北ロンドンへ…期待は小さくなかった。いやどデカかった、少なくとも自分は。
しかし待っていたのはスタメン争いどころか、ベンチ入り争いの日々。出場しても後半のちょっとだけ…
結局リーグ戦での合計出場時間は僅か41分。1試合どころか前半すら終わらない時間…先発出場したのはCL,FA杯,CoCで1試合ずつ。
もう全然戦力としてカウントされてへん…ということで後半戦はビジャレアルへレンタル移籍。今までのようなプラス思考のレンタルでないのが悲しい… レンタル先ではコンスタントに出場機会を得、終盤にゴールも決めて一応それなりに活躍したらしい。

アジア遠征に帯同しなかったのでやはり今シーズンもレンタル移籍になるのか…辛い時期が続くが、なんとか結果を残していってほしい。



ということで。



14-15シーズンMVPFW:アレクシス・サンチェス

f:id:gnsp:20150807004427j:image
神様仏様アレクシス様。



来シーズン…いや、もう今シーズンのことを勝手に妄想:FW編
2列目:揺るがぬアレクシス優位。相手に応じてセオとダニーはWG起用だろう。
CF:こちらも揺るがぬジルー優位。んでもって相手に応じてセオとダニー…でしょうな。




来んのか、来ないのか、どうなんだおにぎり!




監督.アーセン・ヴェンゲル 評価:B

コミュニティ・シールドからの突然の4-1-4-1導入はさすがにクエスチョンマークを突きつけざるを得ないが、4-2-3-1に戻して以降の快進撃はやはりボスの功績になる。コクランとサンティを3列目で組ませるなんてねぇ…ここから一気に攻守にわたって安定したと思う。
契約延長3年のうちの2年目となる今シーズンはどのようなマネジメントをしていくのか。

あ、あともうちょっとターンオーバーに柔軟になってくれれば…




ようやく終わりました。
ここまで耐えて私の駄文を読んでいただいた方にただただ圧倒的感謝。



また気が向いたらなにか書きます。

アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜MF編〜

いつの間にか開幕まで1週間切ってたよ!

MF編だよ!
評価基準は
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん



7.トマシュ・ロシツキー 評価:C



うーん……なんというか、本人にとっては本当に辛いシーズンだったのではないかなと。
まずなかなか出番を与えてもらえず、少ない機会で結果を残しても定着は叶わず、特に終盤ではベンチ入りすら…という。
ただ出場した試合ではいつものように良いプレーぶりを見せてくれていたので(ブライトン戦然り)、やっぱり衰えというよりも世代交代の側面で出番が減っているのだろうと。
そりゃあいつまでもロシツキー頼みじゃいけないのも分かる。でも苦しい時こそベテランの力を借りるべきではないか?と思うわけで。
これだけ出場機会が無かったにも関わらず残留してくれた(させた?)からには、せめてここぞ!というときには使ってくださいよボス、"If you love football,you love Rosicky."なんて言った貴方はいつの間にサッカーが嫌いになったんですか。リトルモーツァルトの魔法に魅せられた全グナのお願いです。



8.ミケル・アルテタ 評価:N



キャプテンの呪いがこの人にも容赦なく襲いかかろうとは…なシーズン。11月に負傷して以降ピッチに立つことはなく終わってしまった。
12試合という数字の上最後の試合が11月なので正直どんな感じだったか覚えていない…というのが正直なところなので評価はNとさせていただく。
コクランの台頭により15-16はベンチからのスタートになりそうだが、ロシツキー同様ここぞのところでベテランの力でチームを支えて欲しい。



10.ジャック・ウィルシャー 評価:D



ラムジーウィルシャー共存」がテーマの4-1-4-1が採用されたので、当然出番も増えて…かと思ったが、それが全く上手くいかず。突っ込んでいくドリブルは相変わらずだったり、代表では何故かアンカーをやらされMoM取りまくったり…などなどよく分からん状況になっていき、結局ユナイテッド戦でマクネアにガッツリ削られて4月まで離脱。復帰以後も突っ込みドリブルは変わらず危なっかしいなぁ…なんて思っていたら最終節にとんでもないゴールを決めてMoTD(だったような)の年間最優秀ゴールを掻っ攫っていったり、良くも悪くも色々あったシーズンだった。
なんだかんだ言ってラムジーとの共存は諦めなくないので、まずは怪我の元になっている突っ込みドリブルを直してほしいなぁと思う。
また今シーズンもゴール賞取りそう。



11.メスト・エジル 評価:B



W杯の影響で合流が遅れた彼は13-14からの、全てをエジルのせいにしたくて気が済まないメディアからのいわれのない批判に戦っていった。あいつら多分イングランド代表が弱いのもエジルのせいだと思ってる。ホジソンがアホなのもエジルのせい。あと景気が悪いのもエジルのせい。
負けるなエジル!俺たちゃ全力でサポートするぜ!とグナ全員が意気込んでた10月、ドイツ代表から突然の"10週間離脱"の報せ。わけがわからないよ。
結局復帰には年明けまで時間がかかった。だが、復帰したエジルの姿を見て誰もがこう思ったはずだ。

「なんかムキムキになってない?」

明らかに変わっている、それはプレーにも表れていた。
攻めては今まで考えもしなかったであろうミドルシュートを打ち、守ってはあまり乗り気じゃなかった守備に走る。「守備をしない」とうるさかったメディアに突きつけた新たな形、"エジル・改"である。
もちろん変態パスも変わらず見せて、いや魅せて、相変わらずどこからピッチを見ているのか分からないプレーを披露している。
もっともっとグナ達を楽しませてくれる、そう確信している。



15.アレクサンダー・マーク・デイヴィッド・"アレックス"・オックスレイド=チェンバレン 評価:C



"覚醒前夜"のシーズンだったかなと。
アレクシスの背中を見たからか、守備意欲が向上。身体能力やキレキレドリブル等にも磨きがかかり、いよいよそのポテンシャルが…というところで負傷離脱。後半戦はあまりチームに絡めずにシーズンを終わらせてしまったのが惜しいのと、あまり数字が残せなかったので評価はCで。
さて、"夜明け"となるであろう今シーズン。コミュニティシールドで早速期待に応えてくれたり、なんか本当にやってくれそうな気がする。今シーズン怪我なくフルで戦えたらシーズン終わりにどこまで行っているのか気になってしょうがない。怪我には気をつけて。



16.アーロン・ラムジー 評価:B



大車輪の活躍を見せた13-14シーズンと比べたら…かもしれないが、良くも悪くも本来の彼らしいプレーになったのかなと。というか、前の人が取ってくれるので負担が減った?
BtoBの役割をしっかりと果たし、離脱期間も13-14と比べたら少なく、チームの核として安定した活躍をしてくれた。しっかりと数字を残しているのはさすが。
球離れはもっと良くできると思う、あとヒゲ剃れ。



19.サンティ・カソルラ 評価:S



f:id:gnsp:20150805234447j:image
はい、この(ピンチであっても)いつもニコニコスパニッシュおじさんが今シーズンの俺的最優秀選手です。評価も全選手で唯一のSとしました。
まず出場試合数。14-15シーズンのアーセナルは全56試合を戦いましたが、その中でおじさんが出場しなかった試合は僅か3試合。うちCLのアウェイ・ガラタサライ戦はGL突破確定後の消化試合。しかも出場53試合中フル出場が40試合働き盛りにも程がある。もちろん負傷離脱期間はゼロだ。
そしてパフォーマンス。2列目での起用でも期待通りの活躍を見せていたが、コクランと組んだボランチで更に活躍。心配された守備も難なくこなした。圧巻はやはりアウェイ・マンシティ戦だろう。終盤の時間帯でも走り続け、ボールを前へ運ぶ。絶対に取られない。ヤヤ・トゥーレ等をヒョイヒョイとかわす姿には声を出さずにはいられなかった、感動のプレーぶり。「人々はアレクシスばかり語るけど、サンティこそがチームに欠かせない選手だ」とアンリも大感激。安定して素晴らしいパフォーマンスを最後まで見せてくれた。
何故か分からんが移籍の噂があったが、本当に欠かせない選手ですわ。幸い契約延長してくれたのでその噂も完全シャットアウト、今年もいつも笑顔を絶やさずに頑張ってくれることを期待。



20.マテュー・フラミニ 評価:D



カムバックして2年目。前半戦は潰し屋としてアンカーの位置を任されていたが、年明け後はコクランにポジションを奪われベンチが定位置になり、守備固めのカードとしての途中出場が多かった。
1試合1カードの勢いで貰っていると思っていたけど14-15は意外ともらっていなかった。
うーん、尻すぼみなシーズンだっただけにあんまり話題が… 今シーズンはアルテタも復帰していよいよ正念場、潰し屋として自分の長所を存分に押し出しつつ、なんとかパス精度などの苦手分野をカバーしていかなければ厳しいか。



24.アブ・ディアビ 評価:N



f:id:gnsp:20150806003102j:image
僕はアブさんがどこにいたって元気にプレーしてくれればそれだけで幸せなんだ。
Once a gooner,always a gooner. 
グッドラック。



34.フランシス・コクラン 評価:A



ウェルカムバック。


13-14シーズンはフライブルクで本職のボランチどころか未経験のサイドハーフをやらされ、本当にひどい扱いを受けて帰ってきた。
契約は残り1年。再起をかけたプレシーズンでもアピール出来ず、デッドライン間際ではフランス2部への放出の話まで。この時は残留したが、やはりトップチームでの出場は遠い…チャールトンへのレンタル移籍は自然な選択だった。
レンタル期間を1ヶ月延長し、誰もが「いよいよか…」と覚悟した矢先…

もう本当にシンデレラストーリーとしか思えない…エミレーツでのニューカッスル戦でアレクシスとの交代で久々のプレミアリーグ出場、そしてウェストハム戦で見事な活躍を見せ、彼はたちまちアーセナルに欠かせない選手になった。これが1ヶ月のうちに起こったのだから本当にすごい。シンデレラガールは日本にいるが、今年のシンデレラボーイは彼に他ならない。
絶妙なポジショニング、相手のボールをサクッと奪う"コクスラ"、そしてドン底を味わったからこその、鼻が折れようとも出続ける強烈なパッション。
「これこそが求めていたDMF」と全グナが沸いた。沸かざるを得ない。

もう一度言おう、

ウェルカムバック。



でもね、本当はね、11-12にラミレスのタックルで負傷させられていなければもっと早く台頭したんじゃないかとも思うんですよね…

今シーズンはもっと大変になるかと思うがみんな応援してるぞ。

怪我だけはしないで。




ということで。



14-15シーズンMVPMF:サンティ・カソルラ

f:id:gnsp:20150806010527j:image
これは迷わなかった。



来シーズン…いや、もう今シーズンのことを勝手に妄想:MF編
DMF:コクランの独壇場。次点テタ、フラミニの序列は最後まで揺るがないように思う。本当に怪我しないで。
CMF:サンティ1番手だがラムジーのウイング起用も勿体無いので、そこら辺は相手によって使い分けてほしいところ。あとジャックも放っておかないで。
2列目:左SHはFWのあの人のモノなので枠は2つ。うち1つはエジルで固定なので、残りの1席をロシ、ジャック、オックス、ラムジー、(サンティ)、あとグナブリー、FW登録も含めるとセオ、ダニーの8人で争うことに。現状でも大激戦区のポジションにこれ以上補強をするのは愚策なので…安心してください、ロイスやドラクスラーは来ませんよ。




明日FW編上げます。

アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜DF編〜




もたもたしてたらチェフさん来ちゃったよ!

DF編だよ!
かなり遅れたけど頑張って書くよ!
でもさっさと終わらせたいからかなり適当になるよ!
出場試合数その他もろもろは面倒なので割愛するよ!知りたかったら自分で調べてくれ!

評価基準は
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん



2.マテュー・ドゥビュシー 評価:D



イングランド北東部ニューカッスルに拠点を置くフランス代表イングランド支部からやってきた右サイドバック。同じフランス代表のサニャに代わるRSBのレギュラーとして期待されていた。
しかし、9月の(そのサニャが加入した)マンチェスター・シティとの試合で左足首を負傷し3ヶ月の離脱。12月に復帰したものの、年明けのストーク戦で非常に不幸な形で肩を脱臼(アルナウトビッチへの処分が無かったのは誠に遺憾である)。3ヶ月後のFA杯準決勝レディング戦で復帰したが、今度はハムストリングを負傷してそのままシーズン終了。
ということでシーズン10ヶ月のうち半分以上の7ヶ月もの間離脱することとなり、本人としても非常に不本意な移籍1年目のシーズンを過ごすこととなってしまった。
とはいえ、出場した試合では新城で培った経験を活かしたプレミアに通用する粘り強い守備や、サニャにはなかった単独突破などなどで安定したプレイを披露。アウェイでのリヴァプール戦では前半終了間際に貴重な同点ゴールも記録した。
ベジェリンが攻撃で存在感を見せる一方、守備ではまだ拙さを見せているので、来シーズンこそは安定した守備、そして攻撃でも自身の持ち味を存分に発揮してほしいと思う。



3.キーラン・ギブス 評価:C



いつまでも童顔なもんだから気付かなかったんだがもう25歳なんですね。
開幕当初はCBの問題でナチョが真ん中をやらされた分LSBのレギュラーに固定。怪我癖で悪い意味で有名だが、離脱したのはその開幕当初のみと、ギブスとは思えない安定ぶり。もしかしたらシーズン後半で如実に現れたフォーサイス効果は、実はギブスに関しては初めからしっかり活きていたのかもしれない?
それに加えて今シーズンはプレーに関しても安定してきたように思う。オーバーラップのタイミングもなかなか良くなってきたし、クロスの精度も高くなってきたかなと。
後半は出番を減らしたがシーズン通してではまずまずの活躍なのでは?ということで評価はC。イングランド代表の正LSBを目指してほしいが、監督があの人なのが気に食わない。



4.ペア・メルテザッカー 評価:B



f:id:gnsp:20150625080320j:image
W杯を制覇し有終の美を飾り代表を引退、さぁこれでアーセナルに全てを捧げてくれる!と意気込んで入った今シーズン。だがW杯まで溜め込んだ疲労が祟ったのか、シーズン前半は終始不安定なパフォーマンスを見せてしまう。本人も「W杯から切り替えられていない」と語るなど、予想以上に大きなモノだったらしい。そのせいかTLでも不要論がじわじわと増えていたような気がしなくもない。
たが考えてみよう、

シーズン前半に彼が離脱していたらDFライン、ひいてはCBはどうなっていたのか?

と。
実際14年中の試合で彼が欠場・ベンチスタートだったのはW杯休暇による合流が遅れた開幕直後の3試合とCoCのみ。それ以外の全ての試合でフル出場、まさしく前半戦のDFラインを支える柱であったことは否定しようがないと思う。FA杯はじめセットプレーで点を取ってくれたりもしたし(わかっていてもメルテザッカー!)、なんだかんだ欠かせない存在であることは示したのではないか。
来シーズンはいよいよガブリエルとのポジション争いが始まりそうだが、経験で彼との違いを見せられるかどうか。



5.ガブリエル 評価:C



1月に絶賛クライシス状態だったCBの層に、ヴェンゲルがついにとうとうようやく満を持して重い腰を上げてスペインはビジャレアルから獲得したブラジル人。ただ冬移籍かつあまり冒険出来ないポジションであるため、安定のメルコシェコンビの牙城を崩すまではいかず。
駄菓子菓子、出場した試合ではしっかりと自分の良さを見せチームの勝利に貢献。そのタイミングの良いタックルは、さながら鬼神コシェルニーが2人並んでいるような雰囲気。パス精度や連携なんかは来シーズンの課題だが、来シーズンのポジション奪取の可能性を十分に感じさせるパフォーマンスであった。
Nでも良いけど出場した試合では良かったのでC。彼に関してはひとまずは「来シーズンに期待」ということで。



6.ローラン・コシェルニー 評価:A



慢性化したといわれるアキレス腱の痛みを負いながらもアーセナルのディフェンスを成り立たせるために奮起したフランス代表CB。
細かい説明の必要は無いだろう。今年も速さを活かしたインターセプト、屈強な相手にも負けない強さで最終ラインに君臨し続けた、#残そコ のタグはコクランと混同するようになってしまったが。
Sでも良いくらいだが、途中離脱した時期があったのでひとつ下げてA。
マドリーが欲しいのも少しは理解出来るが、彼等は提携先のすぱぁずさんとよろしくやっていればいいのだ。コシェの代わりとしてフェルトンゲン、ロリス、エリクセン、ケイン全員セットでの補強をお勧めする。通常価格1億ユーロのところ、今回なんと半額の5000万ユーロ!!デテン!!(SE)もちろん送料はジャパネットが全額負担!!お申し込みは今すぐ0120-114514-810まで!!オペレーターを増員してお待ちしております!!



18.ナチョ・モンレアル 評価:A



色々大変なシーズンだった。
入団当初からの背番号17番をアレクシスに持って行かれ、いざシーズンインをしてみれば何故だかCBをやらされる羽目に。もともと競り合いがウィークポイントであった彼にCBをさせる謎。とまあこんな感じでシーズン前半は損な役回りをさせられることが多かった。
だがその謎のCBを経験をしたことによって競り合いの強さ、ひいては守備の粘り強さが向上。もともとそれなりに高かった攻撃性能はそのままに守備も良くなってLSBのレギュラーを奪取した。
後半戦のハイライトはなんといってもFA杯ユナイテッド戦の先制ゴール、あの昇竜拳は本当に格好良かったと思う。
少し移籍話が流れていたりしたが、本人が否定しているので心配は要らない…?来シーズンもギブスと切磋琢磨していってほしいなと。



21.カラム・チェンバース 評価:C



昨夏に起こったセインツ大解体の流行りに乗って獲得した19歳のRSBだったが、彼も例に漏れずCBを経験。もはやCBでの起用はアーセナルにおけるサイドバックへの洗礼かなにかなのかもしれない。開幕当初はとても19歳とは思えぬ落ち着きぶりでDFラインの安定に貢献。童顔だけど7歳くらいサバ読んでるのかと思った。
だがシーズンが進むにつれて十代らしい拙さも露呈し、徐々に出場機会を減らしていった。守備の場面で手が出てしまうことは特に指摘され、粕谷秀樹氏がチェンバースが出てくるたびに、いや話題にするたびに「チェンバースは手が出る」とネチネc…突っ込んでいたのは嫌でも記憶しているはずだ。
とはいえまだ十代、拙さも経験でカバーされると思うので今はただただ今後に期待。いつか粕谷氏に「チェンバースは手が出なくてクリーンな守備」とか言われるように頑張ってくれ。



39.ヘクター・ベジェリン 評価:B



今シーズンのサプライズ
開幕当初こそはU-21で出場していたが、ドゥビュシーが出場停止だったCLアウェイ・ドルトムント戦で先発出場、散々な目に遭わされた。ブリタニア・ストーク戦でも先発したものの、これまた散々で前半限りで交代の屈辱。
しかし彼はこの程度で折れるような半端な若者ではなかった。この苦い経験を活かした彼はドゥビュシー不在のRSBのポジションで輝きを放ち始める。元々はウイングだったこともありユースでも抜きん出ていた攻撃面はもちろんのこと、持ち前の(ウォルコット並、いやそれ以上?)脚力を活かしたスピードで全てなんとかしてしまう守備もまずまず通用(改善の余地はあるが)した。
特筆すべきはエミレーツリヴァプール戦だろう。縦のコース、つまりクロスを切っていたモレノの意表を突き左足で突き刺した先制ゴール、そしてスピード自慢スターリングとのマッチでは、PKを与えてしまったシーン以外は完封。世界中にその名を轟かせた試合であった。
ベジェリンかジェンクスの覚醒待ちでドゥビュシーを獲得した筈が1シーズン目で覚醒してしまったのは実に嬉しい誤算だと思う。来シーズンも攻撃で存在感を示しつつ、ドゥビュシーから守備のいろはを学び、今シーズン以上のさらなる飛躍を期待したい。



ということで。



14-15シーズンMVPDF:ナチョ・モンレアル

f:id:gnsp:20150705000138j:image
↑この昇竜拳マジで格好良い。

メルティ、コシェと彼の3人で迷いましたが、シーズン通じての活躍、苦労人ぶり、その他諸々独断と偏見を交えた結果ナチョさんにしました。移籍しないで。


来シーズンのことを勝手に妄想:DF編
CB:いよいよメルティとカブリエルのポジション争いが始まるのかなと。最終的にはカブリエルになるかなとは思うけど、経験の面で勝るメルティの牙城を崩すのは容易ではないでしょうね。それを超えて定着出来るのか?という面でもカブリエルには期待。あと4番手には補強要らない。それより

チェンバースを育ててください。

LSB:こちらは安泰安泰アンド安泰?ポジション争いはナチョさんが優勢だがギブスも負けるな。負けるな。
RSB:ヴェンゲルがどのような選択をするか本当に楽しみなポジション。経験と守備面で上回るドゥビュシーと、ポテンシャル、攻撃面、脚力のベジェリン、更に(レンタル濃厚ではあるが)ジェンクスもいる。しかもチェンバースは手が出る。サニャさんが退団してクライシスだったポジションが、たった1年でこんなに人材豊富になるとは思わなんだ、嬉しい誤算である。個人的にはドゥビュシーとベジェリンをうまいこと併用してくれれば願ったり叶ったりな感じ。あと

チェンバースも育ててください。





気付けばあと1ヶ月で開幕するらしくて割とビビっている。
頑張って残りも書きます。

アーセナル通信簿・14-15シーズン版 〜GK編〜

聖地ウェンブリーで優勝杯の防衛をあっさりと成し遂げてはや数日、皆様いかがお過ごしだろうか。
紆余曲折あったシーズンも終わりを告げ、再びシーズンが始まるまでの喪失感に打ちひしがれる毎日が続くことになるわけだが、ここらで今シーズン(いや、終わったからもう昨シーズン?)の10ヶ月間を振り返り、評価基準を設けて(誠に勝手ながら)選手それぞれにつけていこうと思う。
ただ一気にやるのはさすがに骨が折れるのでポジション毎に。あとそれぞれのポジションでシーズン最優秀選手を選出していく。

評価基準は
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん

ではまずはGKから。


1.ヴォイチェフ・シュチェスニー  評価:D

出場試合・分数
PL:17試合・1498分
CL:6試合・511分
FA:5試合・480分
CS:1試合・90分
合計:29試合・2579分


あーー!!!遂にやっちまったー!!!

という印象しか残らないシーズンになってしまった。

開幕時こそは1stGKのポジションをしっかりと確保してはいたものの、1試合1度の恒例シュチェ劇場を今シーズンも抜かりなく披露。
それでも奇跡的に失点には繋がらないという謎神話を打ち立てていたが、年明け一発目のセインツ戦の1失点目で遂に神話崩壊。更に2失点目直後の水飲みパフォーマンス、極めつけには試合終了後にシャワールームで喫煙と、この日だけで3回という驚きのやらかしっぷりは、全アーセナルファンの怒りと呆れと笑いを誘った。
その次の試合はFA杯だったため、"1stGK"の彼はベンチに座ってオスピナの安定感あふれるプレーを見届け、そして以降のリーグ戦でも同じことをし続けることとなった。オスピナが痛がっているときに颯爽とベンチを飛び出しトレーニングをする姿を見ると何故か笑ってしまう、すまんな。
正直なところ本当はEにしたい位だが、FA杯では何度かビッグセーブ・ビッグ飛び出しを見せてくれていたので一段階上の評価に。

色々言われているけど、お前のビッグセーブとか、シュートキャッチした時のどや顔とか、何故かピアノ弾けるっぽいところとか、常に生意気そうな感じとか、本当はみんな大好きだからな。腐らずに頑張れ。



13.ダビド・OOOOOOOOOSPIIIIIINAAAAAA 評価:B

出場試合・分数
PL:18試合・1620分
CL:3試合・209分
FA:1試合・90分
CoC:1試合・90分
合計:23試合・2009分


フランス・ニースより獲得したコ ロ ン ビ ア代表GK。「シュチェスニーが1stGK」とヴェンゲルが宣言していたため、2ndGKという立ち位置からのスタートとなったが、ニース時代からの負傷が長引いて開幕から1ヶ月離脱、さらにセットバックでプラス2ヶ月離脱と、周囲の期待通り順調にアーセナルに適応していった。
転機が訪れたのは年が明けてから。FA杯3回戦ハル戦で安定したパフォーマンスで無失点に抑えると、前述のシュチェスニーの件もあってか、次のリーグ戦ストーク戦でもスタメンに抜てきされる。そこでもクリーンシートを達成し、見事正GKの座を奪い取ったその後も安定感を感じさせるプレーを続け、シュートセーブ率、1試合平均失点率、クリーンシート率でリーグトップの数字を記録。また正確なフィードでオフェンスにも貢献、実際リヴァプール戦4点目のゴールも彼のパントキックから生まれている。
これほどの活躍を鑑みるとAでも良いと思うが、怪我とはいえ前半戦は長く不在であったので一段階下げてBに。来シーズンはフル稼働を期待したい。
GKの補強があるとかないとか言われているが、ヴェンゲルの宣言通りであれば、来シーズンもエミレーツではOOOOOOSPIIIIIIINAAAAAAAAAA!!!!!の大合唱が聞こえるはずだ。


26.ダミアン・"エミ"・マルティネス 評価:C

出場試合・分数
PL:4試合・302分
CL:2試合・180分
合計:6試合・482分


オスピナが絶賛離脱中だったシーズン前半は、シュチェスニーの出場停止によってチャンスを得たアンデルレヒト戦、そしてシュチェスニーの負傷によって交代出場したマンチェスター・ユナイテッド戦から5試合連続の先発出場、計6試合でゴールマウスを任された"エミ"。昨シーズンまでに起用された際には時折自信なさげな雰囲気が垣間見えていたが、今シーズンはその様子はなく、堂々とした面持ちでシュチェスニー復帰までの守護神を務めあげた。
シュチェスニーやらかし、オスピナ大復活のシーズン後半・3月には2部のロザラムへレンタル移籍。残留争いに巻き込まれていたクラブで正GKを任され、見事残留へと導いた。
なおアーセナルとの契約は今夏限り。今後のキャリアを考えればやはり…なのだろうか。アルゼンチンのGKの層は他国よりかは比較的薄いと思うので、彼が代表の正GKとして活躍する姿を見ることを願って送り出したい…って、まだ退団決定したワケじゃないんだけれどもね。



ということで、



14-15シーズンMVPGK:ダビド・オスピナ

f:id:gnsp:20150603231212j:image
↑コロンビア代表のコ  ロ  ン  ビ  ア

まぁ異論無いですよね。


来シーズンのことを勝手に妄想:GK編
安定感最強GKことOOOOOSPIIIIIIINAAAAAAAの唯一のウィークポイントである身長を攻めてくるチームに出くわすと思われるので、その試合はハイボール跳ね返しマンことシュチェスニーのワンポイント起用で切り抜ける…なんてのはどうだろうか。
安定のオスピナ、ハイボール(not酒)のシュチェ。という感じで。なんというか、この2人のうち1人がカップ戦だけしか出られないというのは心情的につらいというか。リーグ→カップ→リーグでGKを替えても大丈夫なんだから、リーグ→リーグ→リーグの内にGK替えても大丈夫でしょって。


まぁとりあえずチェフさんは要らんから。

プレミア最終節テキトープレビュー 〜始まりはゼロ、終わりなら…〜

サッカーくらいしかブログ更新のネタがない。ゆるして。


去年8月に開幕したプレミアリーグも早いもので今日が最終節。ボールが当たっただけでジルーの足首が折れたのが昨日のことのように思えてくる。

今シーズンはboringと呼ばれながらも圧倒的な強さを見せたチェルシーがチャンピオンの座をさっさとかっさらい、その後に続きシティ、アーセナル、ユナイテッドが最終節を待たずしてCL出場を確定。
罪作りな強豪たちのせいで優勝やCL出場を巡った最終節のドキドキは味わえない。だがご心配なく、ELと残留をかけた争いはそこそこ熾烈である。

ではここでそのELと残留に関わりそうな辺りの順位を確認。

EL争い
5.リヴァプール    62pts(9)
6.TOT                   61pts(4)
7.サウサンプトン 60pts(23)
残留争い
17.ニューカッスル 36pts(-25)
18.ハル・シティ    34pts(-18)
この通りそこそこ熾烈である。特に下の順位のチームの方が得失点を稼いでいる辺りがなかなか面白くさせてくれる。



EL争い

ここの争いは少々複雑だ。

まず前提として、イングランドにおいてのEL出場権は、リーグ5位のチームとFA、キャピタルワン両カップの優勝チームに与えられる。
カップ戦の優勝チームが既に欧州カップ戦の出場権を有していた場合は、そのカップ戦の準優勝チームに出場権が与えられる…のは昨シーズンまでで、今シーズンからはリーグ戦の方に繰り下がるようにレギュレーションが変更された。

それを念頭に置きつつ、今シーズンの状況について見てみよう。
まず5位は当初の通りEL本戦に出場。
次にキャピタルワン杯だが、ここはCL出場権を有しているチェルシー優勝したため、リーグ6位にまでプレーオフからの出場権が繰り下がる
そしてFA杯、決勝は1週間後に予定されているが、ここでアーセナルが優勝した場合(いや勝つんですけども)は7位まで繰り下げ、万が一アストンヴィラが優勝した場合はそのままアストンヴィラに出場権が与えられる。なお3回戦からの出場。

ということで現時点では
5位 EL本戦
6位 ELプレーオフ
7位 なし(アーセナルFA杯優勝でEL3回戦)
と、なる。

今シーズンに関してはここにフェアプレーランキングなるものが関わってくるが、それに関しては面倒なので簡単に済ませる。
プレミア内のフェアプレーランキングで現在首位はリヴァプールで、0.25pts差でウエストハムが2位につけている。
僅差なので逆転もあり得そうだが詳しくないので、紹介だけに留めてこれ以上は突っ込まないでおく。
ちなみにフェアプレー枠での出場チームは1回戦からの出場となる。


1回戦の開催は7月上旬に予定されている。



ただの罰ゲーム。


ということで今一度順位を確認してみよう。
5.リヴァプール     62pts(9)
6.TOT                   61pts(4)
7.サウサンプトン 60pts(23)
ではEL争いに関わってくる試合を確認。


ストーク(9)vsリヴァプール(5)

リヴァプール勝利…5位
引き分け以下…TOT、セインツどちらか一方勝利で6位、どちらも勝利で7位、それ以外で5位

今シーズン限りでイングランドを去る(予定の)ジェラードの最後のミッションはEL出場権の確保となった。
勝てば文句なしで本戦へ。引き分け以下だと他会場待ちとなるが、"スティービーGのラストマッチ"という側面の方が大きすぎて、正直ELがうんぬんだとかはあんまり気にしていないのでは。正直自分もどちらかと言えば彼の最後の勇姿の方しか目がいっていない。
なんかもうCLとか色々失っているような気がするが、ジェラードは難攻不落ブリタニアの地で有終の美を飾り、チームのヨーロッパ行きを置き土産にアメリカへ旅立ちたいところだ。


エヴァートン(10)vsTOT(6)

TOT勝利…リヴァプール引き分け以下で5位、リヴァプール勝利で6位
引き分け…セインツ引き分け以下かつリヴァプール5点差以上の敗戦で5位、セインツ引き分け以下かつリヴァプール4点差以内の敗戦以上で6位、リヴァプール4点差以内の敗戦以上かつセインツ勝利で7位
敗戦…セインツ敗戦で6位、セインツ引き分け以上で7位

あーーー長い!!!引き分けのところ長いよ!!!
ということでTOTちゃんは勝ったとしてもリヴァプール次第、引き分けだとリヴァプールが大敗しない限りは6位以下となる。だがしかし最終節時点でEL圏内をしっかりキープしているのはさすがEL名人と言ったところか。
ぼくはTOTちゃんが来シーズンも元気にELに出てくれればそれでいいと思っている、どこから出るかはあまり興味ない。
そういえばブイブイ言わせてたハリケーンくんは最近停滞気味らしいが、彼の活躍でいつものを達成できるか、はたまた1週間後に宿敵の優勝を願うことになるのか。



セインツ勝利…リヴァプール、TOT引き分け以下で5位、どちらか一方勝利で6位、どちらも勝利で7位
引き分け…TOT敗戦で6位、それ以外で7位
敗戦…7位

開幕前は「降格待ったなし!」という評価を受けていたセインツ、彼らがまさか最終節時点でこの位置にいると想像していた人はそう多くはないだろう。
聖者たちの救世主となったクーマンに残されたミッションはエティハドでの3pts奪取、勝つことが出来れば5位浮上のチャンスだ。
スペイン方面の不評をヨソにEL出場なるか。


思えばELを争う3チームは全てセインツに関係しているではないか。セインツそのものはもちろんのこと、リヴァプールには昨シーズンまでセインツに在籍していた選手が3人、TOTにはこちらも昨シーズンまでセインツの監督であったポチェッティーノがいる。
試合終了時、はたしてどのセインツに聖者(Saints)が微笑むのか。



残留争い

こちらはEL争いと打って変わって単純明快、勝つか、負けるかだ。
随分と行数を使ってしまった。上まで戻るのは骨が折れるので、ここで再び順位をみてみよう。最終節に運命を託すこととなったのはこの2チームだ。
17.ニューカッスル 36pts(-25)
18.ハル・シティ    34pts(-18)

ニューカッスル(17)vsウエストハム(11)

ニューカッスル勝利…残留
引き分け以下…ハル勝利で降格

カーヴァー監督が就任してからというもの、それはもう色々とゴタゴタしまくってとんでもないことになってしまったニューカッスル。あれよあれよとレスターに、宿敵サンダーランドに抜かされ結局最終節まで残留争いにとり残されることに。
勝てば文句なしに残留なのだが、ご存知の通りの絶不調で10戦勝ちなし。ホームの歓声・怒号・罵声を力に変え、久しぶりの勝利で残留を決めたい。



ハル勝利…ニューカッスル引き分け以下で残留
引き分け以下…降格

「勝つしかない」という崖っぷちに立たされたハルシティ。ここでホームに迎えるのが、よりによって盟主マンチェスター・ユナイテッドという。嗚呼、日程くんはなんて残酷なんだ
ほぼ4位確定とはいえ、ここで大勝しアーセナルが負ければ…ということをファン・ハールが考えている可能性も無きにしも非ず。相手が手を抜いてくれるなんて考えない方がいい。
とにかく勝つしかない
名称変更は拒んだが、今日の彼らは虎と化す。




ではその他の試合の組み合わせも紹介しておこう。


アストンヴィラ(16)vsバーンリー(19)
先週、マネの3分ハットトリックなどでセインツにボコボコにされながらも残留を確定させたアストンヴィラ。彼らの目線は既に1週間後のFA杯決勝に向けられている。
アーセナルを撃破し優勝を飾るための勢いをつけることが出来るか、はたまた降格決定のバーンリーが最後にファンにいいところを見せるのか。


アーセナル(3)vsWBA(13)
こちらもFA杯決勝を控えるアーセナル。ホームで3戦連続ノーゴールと、ここにきて調子を下げている。アストンヴィラ同様、なんとかここで勢いをつけたいところだ。
相手は難敵ピューリス率いるWBAだが、そのピューリスはエミレーツを非常に苦手としている監督であり、未だ勝つどころか全敗という惨状。


開幕間際のピューリス辞任で降格待ったなしと言われていたパレスだが、パーデュー就任後に勢いをつけ余裕の残留を決めた。そんな彼らが今目指すのはトップハーフでのフィニッシュ。他会場の結果次第となるが、勝てば10位浮上のチャンスを得られる。
対するは、当初は選手兼任監督として就任しながらも、しっかりと成績を残している、若き指揮官モンク率いるスウォンジー


早々と優勝を決め、半分くらいはバカンスに意識がいっていそうなブルーズ。
相手はミッドウィークにエミレーツで残留を決めたサンダーランドエミレーツで負けた場合はここで最大のミッションに挑むことになっていたが、そうなる前になんとか決めることができた。
両チームとも来シーズンに向けた試合が展開されることになりそうだ。


レスター(14)vsQPR(20)
終盤戦の信じられない快進撃、まさしく「グレイト・エスケープ」で昇格組唯一の残留を果たしたレスター。キングパワー・スタジアムに迎えるは、同じく昇格組ながら降格の憂き目を見ることとなったQPRだ。
レスターは2年連続の残留、QPRは1年でのリターンへ向けての試合となる。



ちなみにJスポーツさんでは
ストークvsリヴァプール(Jスポーツ3)
の3試合を生中継!(もちろんステマじゃないぞ!)


生か死か、それぞれの思惑が交錯するプレミア最終節は23:00に全試合同時キックオフ

あー本当に終わってしまう!

14-15プレミアリーグ 結局お前はなんだったんだイレブン 〜移籍のゴールは入団ではない〜

ある朝いつものように電車に揺られていると、こんな広告が目に入った。

「就活のゴールは入社することではない。あなたに本当に合う会社で働くことだ。」
転職関連の広告だった。まったくその通りごもっとも。

そういや"転職"が頻繁に行われるサッカー界でもこの言葉は通用するよなーともその時に思った。「思てたんと違う!」と苦悩する選手の多いこと多いこと。世界中の選手が集まる群雄割拠プレミアリーグじゃ尚更だ。


ということで、そんなプレミアリーグで移籍したは良いものの「結局お前何やってんだ?」と私に思われてしまった選手を、14-15シーズンに移籍をした選手に限定しイレブンにしてみた。
そしてそれぞれの紹介の後に来シーズンはどうするべきなのだろうかという要らんアドバイスも記してみる。

※ただ選考基準は愛すべきTransfermarkt様の記録している出場試合数に寄るものなので、いやむしろそこにしか寄ってないので正直言って適当適当アンド適当。細かい離脱理由は知らん、俺が「お前なにやってんだ」と思ったらそれでいいんだ。ちなみに今シーズンはアーセナル以外の試合は見ていない。

早速GKから。



GK ミシェル・フォルム(TOT)

W杯3位決定戦オランダvsブラジルで大会のオランダ代表団結の象徴としてピッチに立ってからもうすぐ1年。
彼は活躍の場をウェールズ南部スウォンジーからイングランド首都・ロンドンに移し、ついでにスタジアムでの活躍の場もゴールマウスからベンチに移した。まぁロリス@notロリコンという大正義GKがいたので予想できてはいたでしょうに。
そしてそのスウォンジーで彼に替わってゴールマウスを守っているのは、奇しくも同じ頃にロンドンに別れを告げたGKというのがなんとも言えない。GKという特殊なポジションであるが故あまりイジれない。

来シーズンの展望: 現正GKスローロリスがその座を譲らない限りは今後もベンチが定位置のまま。
幸いと言って良いのかロリス@ロリコンは14〜18歳の去就が怪しくなっているようなので、来シーズンは正GKに昇格出来る可能性はある。仮にロリス@≠ペドフィリアがスパーズを離れずとも焦って環境を変えずに2ndGKとして役割を全うしていくのがよろしい、フリーデルおじさんも引退するそうですし。



RSB バカリ・サニャ(マンチェスター・シティ)

アーセナルが払えない額の給料をポンと提示したシティに行かない手はなかった。
しかしポジションを争うのはプレミアNo.1RSBの呼び声高きサバレタ、もともと守備的なサイドバックであった彼には分が悪い相手だった。
誰もが予想していた通り、彼の定位置はベンチだ。分かっていたけど送り出したいちアーセナルファンとしても悲しい限りである。この後紹介する人のかわりにセンターバックやらせればいいのに。

来シーズンの展望: 契約が終了する17年には34歳と、十分引退も考えられる年齢になる。それまではバックアッパーとしての役割を果たしつつ高給を貰う方向で一向に構わない、そのためにシティに移籍したんだし。



CB エリアカン・マンガラ(マンチェスター・シティ)

13-14シーズン優勝チームの最後の弱点と言われていたこんぱに☆の相方として、シティが3200万ポンドを投じてポルトから引き抜いたフランス代表CB。
その高額の移籍金が先行し彼への周囲の期待はその実力以上のものを求めるようになってしまったのか、他リーグと比較すると「異質」としか言いようがないプレミアへの適応に苦労しミスを重ねレギュラー定着は叶わず。彼に気を取られているスキにいつの間にか相方を求めていたこんぱに☆までもが不安定アンド不安定の闇に陥り、結局シーズン通じて一番安定していたのはデミチェリスという始末。デミチェリスよりこんぱに☆のかわりを獲るべきだったのか。

来シーズンの展望: チーム全体の高齢化が叫ばれ、ペジェグリーニの解任が確実視されている現状、この夏に到来するであろう新監督によってレギュラーに抜擢される可能性は大いにあるのでは。
1年目の失敗を糧に、2年目の飛躍を遂げることは出来るのだろうか。



CB フィリップ・センデロス(アストンヴィラ)

13-14シーズンは混沌を極めた結果降格したフラムに冬まで所属。マガト大将軍が降臨する前にスペインはバレンシアへ逃亡したものの半年限りの契約は延長されず、放牧された彼が選んだ地はやはりイングランドだった。
しかし彼に待っていたのは茨の道。4節まではリヴァプールを破るなど好調だったものの5節アーセナル戦から連敗地獄、そして11月の代表ウィークで負ったふくらはぎの怪我が長引き、結局4月までピッチに立つことが出来ず。その間に監督が交代し、ますます試合に出場し辛い状況になってしまった。
うん、普通に不運だ。不運枠。あとでもう1人出てくる。ゆるして。

なんとか復帰した彼に待ち受けているのは、熾烈な残留争いとご褒美(?)のFAカップ決勝。彼にはぜひとも前者を勝ち抜き、後者で古巣のアシストをお願いしたいところだ。

来シーズンの展望: シーズン途中でシャーウッド政権となりCBコンビの序列がリセット。就任時に離脱中だったため来シーズンのスタートはベンチからか。
ただすっかり残留争いの常連となってしまったクラブなので、1年後の今頃は監督がまた変わっている可能性も無きにしも非ず。交代があった際はチャンスをしっかりとモノにしてレギュラーに返り咲きたい。



LSB フィリペ・ルイス(チェルシー)

チェルシーがリーガ制覇・CL準優勝のアトレティコ・マドリーから主力選手を3人も引き抜いたぞ!こいつぁすげぇや!みんなすっげぇ活躍するんだろうな!」と、少しは思っていた。

FW,GKの2人は期待通りの活躍だったが1人だけ取り残されてしまった。あぁかわいそうなフィリペ。
右イヴァノ左アスピで1年目を戦ったモウリーニョさんがこれを変えることはまぁ望まないでしょうね。優勝の瞬間はピッチで迎えることができたものの、リーグ戦でのフル出場は未だ7試合。
チェルシーはルイスという名の選手と相性が悪かったりするのだろうか。私、気になります。

来シーズンの展望: 「イヴァノヴィッチバイエルン移籍!?」というタブロイド紙のいつものやつが実現しない限りは来シーズンも定位置はベンチのまま。監督が変わる可能性も限りなくゼロに近いのでなかなか厳しめ。



CMF サフィル・タイデル(サウサンプトン)

f:id:gnsp:20150514154354j:image
「お前は何だったんだオブザイヤー」があるならば今年の受賞者は間違いなく彼だ。
2014年8月6日に、オズヴァルドとのトレードの形でインテルハイッテルからサウサンプトンにレンタル移籍をしたタイデル。しかし、アルジェリア代表としてW杯を戦った彼は、どうやら(スペイン方面ではかなーり不評の)ロナルド・クーマン監督のお眼鏡に叶う選手ではなかったようだ。
出場機会は与えられず、1年のローン期間終了を待たずして彼はイタリアへと戻っていった。

4週間でイタリアへと戻っていった。

タイデルのレンタル移籍のキャンセルが発表されたのは2014年9月1日。入団から退団まで、この間僅か26日。その間のトップチームの試合には1度も出場せずにイタリアへと戻っていった。
ありのーままのー事実伝えるのよーとしか言いようがない。イングランドで彼がやったことはそれしかない。
彼がどんな気持ちで4週間練習に励んでいたのか気になって朝も起きれない。

来シーズンの展望: シュナイデルランの後釜としてもう一度入団してみるのも良いかもしれない。



CMF フランク・ランパード(マンチェスター・シティ)

この人に関しては、「お前は何だったんだ」とするより、「お前らなんなんだ」とした方がいいだろう。多分本人もそう思っている。

名誉生え抜きとしてすべてのブルーズサポーターに愛されてきた彼はチェルシーでの13年間の蜜月を終え、アメリカ・MLSの新興クラブ、ニューヨーク・シティと契約することになった。いや、確かに契約したはずだ。
f:id:gnsp:20150515132629j:image
だってこんな写真まであるもの。

「ニューヨークでの彼の活躍を耳にするのが楽しみだ!」というすべてのブルーズサポーターの共通認識を、「もうイングランドで彼がプレーすることはないのだ」という全世界のサッカーファンの共通認識をマンチェスター・シティ、いやCFGはたやすく覆した。

9月、彼は再びかつての盟友達と同じピッチに立ち、指揮官の期待に応える見事な同点ゴールを決める。
しかし得点を決めた彼の姿は真青ではなく水色、得点を喜ぶ様子はなかった。
サッカーの神様とやらの気まぐれとしか思えないシナリオ。軽く漫画になるやつだ。
自分はただ「スホーイ」としか思わなかったが、13年間彼を愛し続けてきたサポーターからしたらもうたまったものじゃないだろう。

ランパード騒動はこれだけでは終わらない。
大晦日、シティはランパードとの契約を延長したことを発表した、レンタル延長ではなく。
ランパードは2015年のMLS開幕後もシティに残留することとなり、これに関してはアメリカから批判の声が続出だ。そりゃ当然だ、「来年からウチにランパードが来る!」と胸躍らせていたサポーターからしたらもうたまったものじゃないだろう。
あーもうめちゃくちゃだよ。綺麗な別れ方をしたかったのはファンだけではなくランパードもだっただろうに。
シーズン終了とともにアメリカで新たなシーズンを迎えるランパードに、彼が怒らせてしまったニューヨークのサポーターたちは果たしてどのような反応をするのだろうか。私、気になります(本記事2度目)

来シーズンの展望: アメリカで頑張ってください、くれぐれも幹部の方々が「もう1年」とか言い出さない程度に。



OMF シーム・デ・ヨング(ニューカッスル)

不運枠その2。ゆるして。

アヤックスで順調にキャリアを重ねていた彼が選んだのは実弟のルークが苦汁をなめた地。
「弟の汚名返上を!」と意気込んでいたであろう彼を待ち受けていたのは不幸の連続だった。
2,3節こそは出場したものの練習中の負傷により9月初旬からの5ヶ月間の離脱を強いられる。さらには復帰間近の2月に気胸を発症、今度は8週間の離脱となってしまった。
不幸が続いたシームだが、4月のスウォンジー戦で8ヶ月ぶりにトップチームの試合に出場。イングランド上陸後初得点も記録し、来シーズンの本領発揮に向けて着々と準備を進めているのだが…

来シーズンの展望: チーム状態がなかなかにヤバい。場合によっては脱出も考えるべきだが、昨夏に彼が交わした契約の期間は6年。うーむ長すぎる。
どうやら脱出しようにも移籍金がかさむことになりそうだ。長期契約の闇。



RWG マウロ・サラテ(ウエスト・ハム→QPR)

「ガチムチロングボールイングランドノフルキヨキフットボールチームにゴリブラーをねじ込むとどうなるのか?」
という近代サッカー始まって以来の疑問に今シーズン真っ向から向き合ったのが彼だ。
イタリアでの活躍のイメージが強い彼だが、実はイングランドでのプレーは08年のバーミンガムで経験済み。その時の経験を活かしてビッグサムのパーフェクトろんぐぼーる教室の中で光る"""圧倒的個"""(本田圭佑座右の銘)になれるのか?周囲は当然懐疑論ばかりだった。

結論だけ、書く。


ダメでした。

なおローン移籍したQPRでは膝を負傷、チームの降格決定をピッチの外で迎えたのであった。つらい。

来シーズンの展望: ビッグサム御大が去らない限りはウエストハムでの活躍は期待出来ない。再来夏に契約満了となるので、来シーズンはロングボール万歳チーム以外のところへ1年間ローン移籍をして、のびのびとした環境でそのゴリブルスキルを発揮していただきたい。



LWG ゲオルギオス・サマラス(WBA)

14年W杯のギリシャGL突破の立役者はいつの間にかサウジアラビアに移籍していた。本当にいつの間にやら。

ノーインパク
強いて言うなら契約した時が一番のインパクトだった。
しかしアーヴァインは兎も角、彼のような背丈の高い選手を好みそうなトニー・ピューリスにさえ必要とされないという。まったく不思議なFWだ。せめてCFが第一ポジションならポストで潰れ役になって…ということが出来るのだが、いかんせん彼は何故か左ウイングが第一ポジションという。でもジルーも最初はウイングだったし大覚醒も少し期待してしまう。なお年齢

来シーズンの展望: 中東でお金を沢山貰えて幸せだろうから今のままでよし。



CF マリオ・バロテッリ(リヴァプール)

1年半ぶりのイングランド上陸の地に選んだのはウルグアイの狂人を手放したマージサイドの古豪。前任者ほどではないにせよそれなりの活躍を期待されていただろう、それ以上の不安を抱えながら。

彼が応えたのは後者だった。前任者どころかFWとして当然期待される得点すら取れずに年明けを迎えてしまう惨状。
結局奪ったゴールは未だ1点のみ。悪童でこれじゃあさすがにマズいぞ。結果出せなかったらただの足手まといの問題児のレッテルを貼られてしまう。ヤバイヤバイ。

ただやっとの思いで奪った初得点がチームの決勝点だったあたりが、彼のことを完全に見捨てることが出来ない所以だろうか。

来シーズンの展望: スターリングの移籍報道が加熱し、スターリッジも開幕後数ヶ月間の離脱が確実。来シーズンのリヴァプールが厳しい状態で開幕を迎えるのは避けられない状況にある。
苦しむチームを今度こそ引っ張り、また彼自身ももう一つ上の選手の域へ到達することが出来るのか。

覚醒してマージサイドダービーで再びアレを披露したら画になりそうなんだけど…なんて思っていたらこの画像を見つけたので最後に載せておく。f:id:gnsp:20150516190949j:image




監督 ポール・ランバート(アストンヴィラ)

だいたいの監督が契約延長を勝ち取った途端に体たらくを始めるのはやはり人間の性なのだろうか。

3年目のシーズンを迎えたランバート率いるヴィラは最高のスタートダッシュを切った。4節まで終えて3勝1分の無敗、4節にはリヴァプールアンフィールドでシャットアウトしてみせた。
これでいい気になったのか、クラブはランバートとの契約延長を決定。

これがいけなかった。

契約を延長した途端、アストンヴィラは悪夢の6連敗・9戦勝ちなしの大スランプに陥る。4節までの好調のチームは何処へ行ってしまったのか…と思うのが普通だが、ぶっちゃけ延長のタイミングがおかしいと思うんだ。
それを説明するためには、アストンヴィラの4〜7節の日程を紹介しておかなければなるまい。
4節 vsリヴァプール(A)
〜〜〜ここで契約延長〜〜〜
5節 vsアーセナル(H)
6節 vsチェルシー(A)
7節 vsマンチェスター・シティ(H)
やっぱりおかしい。
そもそも日程がおかしい。

9戦勝ちなしの後の2連勝で悪夢が終わったかと思いきや、今度は10戦勝ちなし、更にその10試合での合計得点は僅か2。5試合×90分=450分で1点という驚きの効率の悪さだ。分かりやすく例えてみると、ヴィラが1得点する間にカップヌードルは150個作ることができ、アニメ作品1クール分を鑑賞しても時間が余り、「能動的三分間」は150回聴けて、ウルトラマンは150回怪獣を倒して帰っていく。あまりの得点不足に、Twitterでは「Did Villa Score?」というアカウントが作られもてはやされるという事態が発生したほどだ。

そしてハル・シティに敗れた翌日の2月11日、ようやく彼は長い長い苦しみから逃れることとなった。解任という形で。
リーグ戦での成績は5勝7分13敗だった。

遅くない?



ということで。

f:id:gnsp:20150516150824j:image



おわりに

ここまでつらつらと書いてきましたが
自分自身、移籍初年度だけで選手を判断することは、はっきり言おう、嫌いです。
(この前も「断言するウェルベック獲得は失敗だ」って誰かが言っているのを見つけて1人で(#^ω^)ビキビキしてました)
ので、ここに載せた中で残留をする選手達には、ぜひとも2年目となる来シーズンこそは活躍してほしいと思っております。

もちろんアーセナル戦以外でね。

たてたわけ

Twitter上で少し真面目に文章を考えてしまった時には、どうしても"140文字"という制限が否応なくのしかってくる。
コレはTwitterというSNSの構造上仕方のないことだ。
英語圏では伝えられる単語は更に少なくなる、まだ日本人は恵まれている。

そんな時には今まで2つの解決策を講じてきた。
1ツイートに纏めるか、数ツイートに渡って書き連ねるか。
ただ、1ツイートだと伝えきれないこともあるし、数ツイートに渡ってそれを伝えようとするとどうしてもTLが埋まる。

自分の中で少しモヤモヤ。


ということでこのブログは、1ツイートでは書ききれないくらい長いことを、数ツイートに渡ってでなく、一つの記事で書き連ねたいときに使用するものとしたい。


とはいえ

そこまで学があるわけでもない自分である。

そんな自分が真面目に考えることなんて年に何度あることなのだろうか?



なので更新は年数回と予想。


三日坊主って書いてあるけど年数回。