2015年ワイ的ランキング集 -アニメ編・伊藤静編-
アニメ編
作品ランキング
今年は毎期平均5本を切り、着々とオタク卒業が近づいておりますが、それでも秀逸だと思った作品を挙げずにはいられないので。
10.Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!
あんまり時間がなくて、見終わったのは11月の頭なんですけど。
自分の中でいつもは「美遊ちゃんかわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」で終わるシリーズとして確立されていたんですが、今期はその美遊に関するちょっと重いお話だったので、そこら辺に泣かせられながらしっかりと最後まで見届けました。
声優の結婚発表がある度に彼女のことを思い出すのは悪いことなのでしょうか。
9.WORKING!!!
ご存知北海道のファミレスアニメ。今期も癒しを!僕らに癒しを!と思っていたら話がドンドン進んでいってビックリ。ロードオブ小鳥遊はまだ見ていません。
8.血界戦線
脚本完璧・作画完璧・劇伴完璧のトリプルスリー、のはずが最後にしくじった柳田アニメ。キャストやら主題歌やらもしっかりと固めていただけに、本当に最後がもったいなかった。技名ドカーンと表示させる演出は好き。
7.櫻子さんの足下には死体が埋まっている
キャストで8割方勝ったアニメ。関係なくなっちゃった!けっこう序盤で骨関係なくなっちゃったよ!…なのか?というのも実はまだ完走していない。完走する機会もない。2期のためにみんな円盤買え。
6.ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
最初から最後まで安定してアツい出来だった。二十数年前から全く衰えない面白さ…まるで吸血鬼のようだ…
5.Fate/Stay Night
4.監獄学園
鬼才・水島努と至高のキャスト陣で送る最高のバカアニメ。
規制が強いご時世に真っ向から挑戦していく描写。言うのもバカらしいネタを真剣な口調で語り、そして叫ぶ。頭を空っぽにして腹抱えて笑えたアニメでした。
3.デス・パレード
人間の生き方だったりに向き合ったアニメ。基本救いはないが、笑わせてくれる回もあったのでなんとかダレずに終わった。
「隠れた名作」と言わざるを得ないことがただ残念である。
BRADIOがOPやってなきゃ見てなかったので、そういう意味ではBRADIOにも感謝。
2.四月は君の嘘
普通に泣いてしまったアニメその1。あぁ…青春ってこんなにも爽やかで、そしてこんなにも残酷なんやなぁ…って。終始爽やかさと儚さが同居していたような感じ。演奏シーンの描写も非常に綺麗。
…実写?
1.SHIROBAKO
普通に泣いてしまったアニメその2。というか先述の君嘘の泣いた回が同日という。
「全然アニメ業界掘り下げられてないよ!タイトルの通り白すぎるよ!」という意見はあるが、あくまでも宮森を中心とした人々の成長を描いたアニメなので、多分水島努はそこら辺気にしてない。あと関東圏内の話になるが、日付超える前に放送時間を確保出来たのもヒットの要因になったと思う。
放送終了直後は「あー2期見てぇ!2期見てぇよ!」と思ったが、いま改めて考えると…やはり蛇足になりそう。でも見たい。木村珠莉さん頑張れ。
アニソンランキング
ロックバンドとかのタイアップでぶち込まれた曲はなし。
10.罪深き俺たちの賛歌 / 監獄男子
監獄学園 OP
サンボマスター的な全力で歌ってる感じがとてもすき。
9.ジョジョ その血の記憶 〜end of THE WORLD〜 / JO☆STARS~TOMMY,Coda,JIN~
長い!長いよ!
曲名も歌手名もアニメタイトルも本編も長い3部のラストクールを飾ったOP。"THE WORLD"の演出にはファンでなくとも興奮させられた。
8.Star!! / CINDERELLA PROJECT
中居さんありがとう!フラーッシュ!
本編は見てないけど卯月上げのために本田さんが割食ったということは知ってます。
7.人にやさしく / THE ROLLING GIRLS
ローリング☆ガールズ OP
男らしさ溢れる原曲を大胆カバーで可愛さ全開に。頑張って歌ってる感じが非常にキュート。甲本ヒロトのも勇気を貰えるけど、こっちの「がんばれー!」もイイ!
6.エブリデイワールド / 雪ノ下雪乃&由比ヶ浜結衣
かのんちゃんとハクア!
2人とも歌上手いのでちゃんと聴かせてくれますよね。
5.Exterminate / 水樹奈々
戦姫絶唱シンフォギア GX OP
アルバムでのAufwachen Formを期待していたら普通だった、けどトリ曲だった。
1期当時はシンフォギアがこんなに続くとは。
4.CANDY MAGIC / みみめめMIMI
山田くんと7人の魔女 ED
こんなにも守りたくなる声ってあるんやなって。
3.宝箱 -TREASURE BOX- / 奥井雅美
SHIROBAKO OP
SHIROBAKO後期の感動はこの曲があったからこそ。
2.ワンダーステラ / fhana
いつかの〜以来のfhana曲ヒット。展開が素直にすき。
1.春擬き / やなぎなぎ
1期に続き良い曲歌うよねぇ。
伊藤静編
今年は16+1作品に出演、うち主要キャラが9本、そしてヨルムンガンド以来の主演作もあり、文字通り大活躍の年であった。
でも一番嬉しかったのはライブ。しかも2回も(自分が行けたのは1回だけですが!)してくれるなんて。
ということで
グッときたキャラランキング
を。
8.ドロシー (夜ノヤッターマン)
湧き出る母性。
7.岡本舞子 (ヤング・ブラック・ジャック)
久々に正統派ヒロインを演じてくれて非常に嬉しい。
6.小鳥遊梢 (WORKING!!!)
本人。
5.フローレイティア=カピストラーノ (ヘヴィーオブジェクト)
鎌池アニメ二度目の登板。ドS上司いいぞ!いいぞ!
4.イリーナ・イェラビッチ (暗殺教室)
この人の時折見せる可愛さの演技は一級品だと思うんですよね。
3.愛野美奈子 (美少女戦士セーラームーンCrystal)
+1の内訳。ゔぃーなすぱわ〜。
2.白木芽衣子 (監獄学園)
今年の伊藤静を語る上で欠かせないキャラクター。「吹っ切れたな!」と言われているが、犬ハサで既に逆方向に吹っ切れているので大丈夫だ。
1.九条櫻子 (櫻子さんの足下には死体が埋まっている)
伊藤静のためのキャラクターと言っても過言ではないキャラクター。冷静な性格から現れる骨を溺愛するサイコぶりと乙女な一面を華麗に演じ抜いた。はず。だって最後まで見てないもの。
次のライブが本当に楽しみ。
次は音楽編
2015年ワイ的ランキング集 -映画編・サッカー編-
4ヶ月ぶりに。
あっちゅうまに終わりかけている2015年、そろそろ総括をしないといけない時期になって参りました。
ので、僕にも総括させてください、色々と。あと自分なりに順位つけてみましたので見てください。
映画編
と言ってもそんな映画狂ってワケじゃないのですが、今年はいつもより多く映画を見た気がします。ので、今年見た中から特に印象深かった映画を順位づけ。
3.ガールズ&パンツァー 劇場版
最初は「機会があったらでいいかな〜」程度にしか思っていなかったのだが、一足先に「ガルパンはいいぞ」ウィルスに疾患した友人の誘いで劇場へ行った。
ガルパンはいいぞ。
頭空っぽにして目の前の戦闘シーンにわーわー盛り上がる、それだけで十分楽しめる。アニメだからって敬遠しているなら本当にもったいないですぜ旦那、ガルパンはいいぞ。
2.スター・ウォーズ/フォースの覚醒
先日の金曜ロードショーまで全く見たことがなかったのですが、「おい見るぞ見るぞ、見るだろ?」という友人に押されて劇場へ。エピソード4+wikiでなんとなーくのことは把握してはいたが、ほぼほぼ初見なシリーズ…でしたが、
ちゃんと楽しめました。やっぱりSF映画の王たる所以を感じるなって…(以下ネタバレなので割愛)
EP7で初登場した中で一番好きなキャラはフィンです。
1. 007 スペクター
スカイフォールが初007の超絶新参者だったので、せめてクレイグ主演のものだけは…と思い、予習としてカジノ・ロワイヤルを見て(慰めの報酬はただ時間がなかった。まぁ話によると出来が以下略)から劇場へ…まぁ結果としてカジノ・ロワイヤルを見ておいた采配が的中したわけですが。
やっぱり007はガンバレル・シークエンスから最初のアクションシーン、そしてOPまでの一括りで一気に作中世界に持って行かれますねぇ(さすがにこっちはもうネタバレいいよね、嫌なら飛ばしてね)。ブロフェルドとの因縁をそう絡めてきたか!とか、敵に室伏がおるやんけ!とか色々ありますが、一番気になったのは、
未亡人ボンドガール(?)のモニカ・ベルッチ、エロすぎねぇか!?
と。
後で年齢確認して、二度目の
エロすぎねぇか!?
が来ました。公開直前にスカイフォールをTVで流してたけど、同じようにスペクターも流す時はどうなるのだろう、これはお茶の間には刺激が強すぎるのでは。
まぁそんな色欲が漏れ出した話は置いといて、アクションはとにかく凄かった。さすがシリーズ最高の製作費をかけただけあるなと。ヘリは回るわ、飛行機はズサーっといくわ、爆発のギネスを更新するわ。でも一番アツかったのは最終決戦の地が旧MI6庁舎だったこと、そしてラストの橋上でのボンドの選択もまたイカす。
しかしなんであんなにもダニエル・クレイグとかいう人は格好良いのだろうか、画になるのだろうか、スーツ姿が似合うのだろうか。僕の顔が彼の30%くらいイカしたものだったら人生は変わっていただろう。
個人的にはこの作品でクレイグ・ボンドの旅は綺麗に着地したような気がするけど、ブロフェルドがこのまま黙っているとも思えないなと。ただクレイグ続投でも、そうでなくとも大丈夫な終わり方ではあった。でもせっかく契約があるならもう1作見たいなーと思っている。
以上、クレイグボンドしか見たことのないクッソ俄か007ファンの駄文でした。機会があったら全作制覇したい!
なお他に見た作品の雑感
劇場版 PSYCHO-PASS
もっと弥生を喋らせろ
<harmony/>
救いのない映画。上田麗奈さんの名前を覚えました。
ベイマックス
1人じゃあなぁいからぁ〜とかいう歌のイメージで観に行くとヤバそう、暴走モードとかちびっこ泣くぞ。
サッカー編
去年Twitterでやったようにベストゲーム・ベストゴールとかやりたかったんですけど、いかんせん今年はまともに見ていないので無理でした。
サッカーしか書いてないこのブログからいきなりサッカーが消えるのもアレなので
頑張ったなーと思った選手ランキング
今年はこれでお願いします。
アーセナル編
6.ヘクター・ベジェリン
脚だけでなくスタメン定着も韋駄天。ドゥビュシー負傷(俺はまだアーナウトヴィッチ許してないからな多分一生許さないからな)の隙に高パフォーマンスを披露して一気にスタメンに。こいつがまだ20歳だと聞く度に頭を抱える。早くサンペールをさらって来い。
5.ローラン・コシェルニー
頑張って1人でディフェンスしたで賞も与えたい。この男に抑えられたFW数知れず。いい加減FIFAベストイレブン、とまでは言わないが候補には上がっていいんじゃないの。いくらFIFAがリーガ贔屓だと言ってももねぇ!
4.メスト・エジル
批判を吹き飛ばしたで賞・オーウェン恥ずかしいで賞の2冠達成。今や攻撃のタクトを振るいに振るう彼の凄みは、去年までの批判される(まぁ元から的外れなんですけどねぇ!)苦しい時期を乗り越えたからこそ。
3.オリヴィエ・ジルー
もう師匠卒業宣言していいよね?
なんか褒めた途端にn度目の師匠化しそうで怖いけど、今やアーセナルに欠かせない存在であることは疑いようのない事実。上半期のウン連続ゴールは最高だった。
2.ペトル・チェフ
上半期は不遇を堪え忍んだで賞、下半期は止めまくったで賞。
「別に要らないんじゃなぁ〜い?」とか思ってたことは本当にごめんなさいをするしかない。いるだけで感じる安心感はシュチェじゃ絶対味わえない。
1.ナチョ・モンレアル
「いぶし銀」という言葉が日本にはあるが、これほど当てはまる選手はなかなかいない。
平気で競り負けていた"へナチョこ"の姿はもうない。守備といい攻撃といい抜群の安定感でチームを支える。縁の下の力持ち賞贈呈!
アレクシスは普段から頑張っているので特段取り上げる気はありません
FC東京編
3.橋本拳人
熊本で頑張っていたのは知っていたが、ここまでマッシモに重宝される存在になるとは。山雅戦の初物づくしゴールだけで終わらなかったのはGood。来年は攻撃に磨きを…というのをヨネにもいつも言っているような。
2.太田宏介
もはや実質彼がFC東京だったで賞。彼のクロスがないという時点で相当なダメージになるが、果たしてどうするムービング城福…あっ、ムービングだからクロスは必要ない?
フィテッセでも頑張れ。
1.丸山祐市
2年でここまで出世するとは思いもよらなかった。
湘南での武者修行で独走優勝を果たしたチームの一員として名を馳せ、1stこそ出番は限られたものの、2ndでようやくスタメン定着。極めつけはまさかの代表招集。
全国のサラリーマンへ夢を届けるスピード出世に全東京が湧いた。
左利きのアドバンテージってすげー。
長くなりそうなので記事分けますね。
プレミアリーグ15-16 順位予想
気が向きました。
あっという間にオフシーズンが終わって、早いもので15-16プレミアリーグが今日開幕してしまいますね。
そんなわけで開幕カードは
8日
20:45-
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
23:00-
エヴァートン vs ワトフォード
ノリッジ vs クリスタル・パレス
ボーンマス vs アストンヴィラ
レスター vs サンダーランド
25:30-
チェルシー vs スウォンジー
9日
21:30-
アーセナル vs ウエスト・ハム
ニューカッスル vs サウサンプトン
24:00-
ストーク vs リヴァプール
10日という感じ。オープニングゲームからユナイテッドvsすぱぁずでいいのか。
28:00-
WBA vs マンチェスター・シティ
相変わらずどのクラブも金を使いまくっているので昨シーズン以上に混戦になりそう…
移籍市場はまだ開いているので、この時点で予想するのはかなり無謀ではあるが、まぁやってみよう。
では20位から。
20.ワトフォード
昇格組1つめ。
このチームに言えることはただただひとつ、いじりすぎだと。
カプエ(カプー、またはキャプー、はたまたキャプエ)、ベーラミ、ホレバス、フラド等々、とりあえずどんどん有力選手を獲ってくるフロント。個人の力は多少向上したけど、昨シーズンまでの上積みはクリアされてしまうのでは……ということで、この位置に。
19.アストンヴィラ
そろそろあかんでしょ…
昨シーズンは解任ブースト(シャーウッドはグナ)、グリーリッシュ(グナ)の台頭、そしてベンテケ(グナ)の復活でなんとか残留したアストンヴィラ(グナ)。だがそのベンテケ(グナ)がついに退団し、中盤レギュラーだったクレヴァリー(ユナ)もエヴァートンへ移籍しちゃったもんだからいよいよヤバい。
18.ノリッジ
昇格組2つめ。1年でリターンしたプレミアだが、1年でチャンピオンシップにリターンしそう。
やっぱりプレーオフからの昇格なので単純に他チームよりも劣るというのがあると思う。でもまぁこういうチームが残留するのが面白いよなぁ…なんて思ったが、順位を決める時に並べた中だと…なので。はい、ごめんなさい。
17.ボーンマス
昇格組3つめにして唯一の残留予想。
昨シーズン得点数リーグ1位の攻撃陣とリーグ2位の守備陣がどこまで通用するのか。主なテコ入れは守備で、ディスタン、ボルツ等プレミア経験者が来てくれたのは心強い。一瞬だけアーセナル移籍の噂があったLSBミングス(not今井麻美)にも期待。
16.サンダーランド
何度危機に晒されようともしぶとく残る黒猫さん。今シーズンも多分ギリギリで残留しそう。
奇跡の残留に導いたアドフォカートの慰留に成功したのが何よりもの補強。カブール、レンスを獲得し、先日は何とエムヴィラを連れてきた。エムヴィラとカタモールのボランチコンビとかヤバいな、WWE開催されそう。
良いタレントはそこそこ揃ってるんだからもっと上に行きたいと思うのだが、まぁそこは現実を見て残留争い…かと。
15.レスター
ザキオカさん効果でJ-Sports様では全試合生中継という超好待遇を勝ち取ったプレミア2年目の狐軍団。
駄菓子菓子、ザキオカさん加入の4日後に昨シーズンのグレイトエスケープの立役者であるピアソン監督が色々とやらかして解任され、後任に困ったフロントはこれまたまさかのラニエリボタンをプッシュ。このまさかの恩師起用にビビったのか、これまた残留の立役者であったカンビアッソも退団するというグダグダっぷり。
普通は残留ダメでしょ、と思うが…まぁここはザキオカさんに期待して、ということで。
14.WBA
昨シーズンはフレッチャーの獲得や軍曹ピューリスの到来もあって13位で残留したバギーズ。
まぁ他チームと比べたらそこそこ安定している部類だと思うのでここら辺でフィニッシュ…かと。未だ去就が不透明なベラヒーノが気がかりだが、もし退団したとしてもランバートを獲得したのでまぁ大丈夫か。そしてウイングの新戦力はグナブリー。クオリティは保証するが、公式戦のブランクはかなりあると思うのでそこをなんとかして頑張ってほしい。ファンの方もちょっとだけ時間を与えてやってください。
まぁピューリスが退団しなければここは大丈夫でしょう。というか彼をキープしておけば、他チームに移られて残留のライバルになるようなこともなくなる。万が一昨シーズンのクリパレのようなことがあったら…これもうわかんねぇな…
13.ウエスト・ハム
ビッグサムに別れを告げて、ビリッチ体制で新たな一歩を踏み出した西公。
補強も気合いを入れて、オグボンナ、オビアング、そしてパイェを獲得。更にはジェンキンソンのローンも1年延長。エネル・バレンシアが長期離脱しそうなのが唯一の懸念だが、フェアプレーランキングという謎枠によって出場することになったELも先日ポイーして開幕への準備はなかなか。惜しむらくはダウニングが去ってしまったことか。
こんなチームでもボトムハーフというプレミアの辛さ、いいんだか悪いんだか。
12.ストーク
マーク・ヒューズ体制2シーズン目もしっかりトップハーフに入ってきたストーク。最終節にはジェラードの門出を祝うパーティを台無しにしていく安定のヒールぶりを見せた。
うまいこといけばEL争いに絡めるかもしれないがこの順位で予想しておく。理由はただひとつ。
私怨だ。
11.ニューカッスル
昨シーズンは恒例のお家騒動が絡んで岸壁まで追い詰められた新城。
とりあえず無能無能アンド無能状態(まぁ怪我などもあったのだが)だったカーヴァーとはオサラバしてマクラーレンを招聘。そして残留を決めた最終節のヒーローであるグティエレスをあっさり放出してワイナルダムを獲得。
有力選手はたくさんいるだけに、やっぱりオーナーをどうにかしないとここはどうにもならないのではないだろうか…と思いこの順位、ゴタゴタ込みの順位。
10.エヴァートン
CL争いを演じていた13-14とは打って変わって、昨シーズンはボトムハーフに甘んじた。
その理由はひとえにELとの二足のわらじにあるだろう。今シーズンはリーグ戦一本に絞れるので13-14の強さが戻ってきてもおかしくはないが…昨シーズンの悪いイメージが抜けきらなかったので、結局はトップハーフギリギリのところだと予想。
9.サウサンプトン
大量流出で降格不可避と言われていた中でのEL出場権獲得というサプライズを起こした昨シーズン。だが今シーズンにその成績を残すのはちょっと厳しいのでは。
中盤の要シュナイデルラン(ユナイテッド)、RSBクライン(リヴァプール)、CBアルデルヴァイレルト(すぱぁず)と、今夏もまたまた主力を引き抜かれてしまった。リーグ2位の失点数(少ない順だぞ)を誇ったディフェンス陣をごっそり抜かれたのはキツい。クラシー、コウルカーと後釜は獲得したものの、シュナイデルランの抜けた穴はあまりにも大きい気がする。更には昨シーズンの正GKフォースターが長期離脱と、昨シーズン堅守を誇ったディフェンスの真価が問われるシーズンになりそうだ。
8.クリスタル・パレス
ダークホース筆頭。
昨シーズンは開幕前にピューリスが退団し一気に降格候補に躍り出たが、年明けにクラブOBのパーデューを新城から引き抜いてからは一転、終わってみれば残留どころがまさかのトップハーフ入りを果たした。
そしてその勢いそのままに順調に補強が進む。パーデューのコネを活かしてPSGからカバイェを獲得した他、FWには黒猫で燻っていたウィッカムとチェルシー期待の若手バンフォードを加え、肝心の主力の流出も今のところゼロ。
成功を収める準備は出来ている、あとは指揮官パーデューの腕次第だ。
7.スウォンジー
引退後即就任…どころか13-14シーズン途中にいきなり選手兼任監督として指揮を任されたギャリー・モンクが、初のフルシーズン挑戦の監督が、いきなりこんな好成績を残す…なんて、一体誰が考えていただろうか。
前述の通り、初のフルシーズン挑戦となったギャリー・モンク。かなり厳しいのでは…という周囲の予想とは裏腹に、第1節ではユナイテッドを撃破。1月にボニーが引き抜かれてもなんのその、アーセナルとユナイテッドにはダブルを食らわせて8位でシーズンを終えた。
今夏にはエデル、タバヌ、アユー兄を補強し、さらなる躍進を狙う。
青年監督という魅力、ダブルを食らったトラウマ等々込みで、所謂ビッグ6の次点はこのチーム!と予想。
6.リヴァプール
夏が来るたびに組み上がりそうなパズルをバラして、新しいピースを買ってきて「埋まらねぇ…」と嘆いている気がするリヴァプール。
昨夏のスアレスに続き今夏も1人を高値で放出して良さげな選手をたくさん買ってくるベイル式補強を敢行。忠誠心なんてまるでなかったスターリングの厄介払い&補強資金獲得に成功し、セレソンのフィルミーノ、ボグダン、クライン、よろず屋ミルナー、バーンリーで孤軍奮闘イングス、期待の若手ジョー・ゴメス、昨夏に確保しておいたオリジ弁当、そして満を持してのステップアップとなるテケテケの総勢8名を一挙補強。昨夏のデジャヴが頭を駆け巡る。
正直また同じ運命を辿るようにしか思えないが、個々の技術は高いはずなので、あとはロジャースがどうやって昨シーズンまでの戦力と噛み合わせていくかだろう。とは言ってもスターリッジはしばらく離脱ということなので、最初からベンテケにかかる期待はかなり大きくなりそう。
もしベンテケがコケた場合にはアイツの出番だろう。
5.トッテナム
この世の理である。
ポテッテーノ体制1年目の昨シーズンは突然のハリケーン発生によってイングランドをかき回したが、終わってみれば行き着くべき場所にしっかりと着いているという安定感。
今夏もいつもの大転換…とはならずに継続路線を進み、課題であったDFにアルデルヴァイレルト等を補強するのみという気持ち悪いまでの堅実っぷり。頑張ってレヴィを説得したんだろうなぁ。
無理してガラッと変えるから強くなれないんやと言われてきたクラブなので、正直言ってこの継続路線は不気味である。カギは2年目のハリケーンが変わらぬ活躍を見せられるか否か。
とはいえこの世の理には逆らえまい。
4.マンチェスター・シティ
オッサンばっかだ!ペジェじゃダメだ!!大刷新だ!!!なんて言われていた割には全然入れ替えが進んでいないどころか、ペジェの契約延長まで決定した始末。完全に継続路線である。オッサンは衰えていく一方、ペジェも一点張り…順位は下がるだろう。
FPPのペナルティが何故か解除されたので、今夏はホームグロウンプレイヤーの確保に全力を尽くしている。まずはスターリングにドカーンと大枚をはたき、揺れに揺れたデルフも結局獲得成功。期待の若手パトリック・ロバーツも確保した。だが基本は継続路線。2列目以下は全く変わらぬ陣容で挑む。
3.マンチェスター・ユナイテッド
ファン・ハールの大改革2年目を迎えた今夏は、アディダスの資金をフル活用して超大型補強を敢行。21歳のデパイから始まり、トリノからダルミアン、まさかのバイヤン生え抜きシュバインシュタイガー、セインツの要シュナイデルラン、そしてGKロメロを獲得。モイーズの時に惜しんだ分まで大盤振る舞いしているような気がするが、そこまで気合いが入っているということか。
ここまでやれば普通は優勝争いまでいくだろうが、昨シーズンのトップ4入りの原動力であるデ・ヘアの移籍が決定的であるので、やはり優勝まではいけないのでは。攻撃は十分なので、デ・ヘア放出後に連れてくるGK次第で順位が大きく左右されそう。
2.チェルシー
2年目のモウリーニョの安定感で他を圧倒した昨シーズン。今シーズンも問題なく優勝争いに絡むだろうが、懸念事項が2つばかり。
1つは…まぁ全く根拠がないのだが、「3年目のモウリーニョ」だということ。これに関しては完全に自分の願望である。
もう1つはワントップの問題。大活躍だったジエゴ・コスタは怪我がち。昨シーズンまではそこをドログバがカバーしていたが、今夏に連れてきたファルカオはユナイテッドでの昨シーズンを見る限りだとあまりにも未知数。ファルカオが復活出来なかった場合はレミーがどこまでやれるかにかかっている。
というわけで2位予想。ただ優勝争いを繰り広げるのは間違いない。
1.アーセナル
贔屓でもなんでもない。いや、贔屓は入っているけど。でも今シーズンは本当に強いぞ。
昨シーズンは序盤にコケたが、コクランの台頭、怪我人のカムバックもあって後半戦は好調でいつもの4位を越えて3位でフィニッシュ。
今夏は長年の課題と言われてきたGKにまさかのチェフを獲得。後半戦の堅守を更にパワーアップさせる、テリー曰く「15ptsを稼ぐ」GKの獲得は間違いなくデカい。それ以外には全く動いていないが、もともと層が厚いわけで動く必要もないという判断だろう。
また、こちらも長年の課題であった怪我人は、昨夏から雇ったフォーサイス効果が昨シーズン後半から徐々に出てきて、今シーズンもまぁこれまでよりは幾分かマシにはなるんじゃないかと。
プレシーズンではシンガポールでのトーナメント戦、ロンドンに戻ってエミレーツ杯、そしてコミュニティ・シールドといきなり3冠を達成。開幕戦はアレクシス抜きだが問題にはならないだろう。それくらい現在は好調…なので、その好調ぶりを継続出来るかどうかにかかっている。前半ダメ後半良い、もしくは前半良い後半ダメ、でタイトルを逃してきたので、そこをどうにかしたときに待望の瞬間が訪れるはずだ。
コクランとジルーが怪我したら知らない。
そんなわけで。
15-16プレミアリーグ順位予想
1.アーセナル
2.チェルシー
5.トッテナム
6.リヴァプール
7.スウォンジー
9.サウサンプトン
10.エヴァートン
11.ニューカッスル
12.ストーク
13.ウエスト・ハム
14.WBA
15.レスター
16.サンダーランド
17.ボーンマス
18.ノリッジ
19.アストンヴィラ
20.ワトフォード
書いてたらあっという間に開幕まで30分を切っていた。やっぱり予想は楽しい。外れても減るモンじゃなし、みなさんも順位予想をしてみては如何だろうか。
ということで今日はここまで。今年も色々と愉快なことが起こりそうなプレミアリーグから目が離せない。
アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜FW編〜
さぁラストFW編!
S いやもう素晴らしすぎて何も言えないA 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん
9.ルーカス・ポドルスキ 評価:E
一発目からEってのもなかなか悲しいが…仕方ない、そうつけるしかない。
大して出てないのにキャプテン・ラームの隣という素晴らしすぎるポジショニングでトロフィーを掲げたW杯の歓喜から一転、アーセナルでのポジションは失われてしまった。
"守備をしない代わりに一発を期待できるFW"という立ち位置で13-14はやってきたが、"守備をするし一発がある"という完全上位互換の人がやって来てしまったため出場機会が激減するのは必然だった感。CLアンデルレヒト戦の土壇場決勝ゴールが唯一の見せ場だった。
12.オリヴィエ・ジルー 評価:A
13-14の後半戦でボロクソ言われまくったジルー。勝負の3年目はコミュニティ・シールドで早速スーパーゴールを決めるなど滑り出し上々だったが、エヴァートン戦でなんと相手のクリアが足首に当たった時にポキっといってしまい4ヶ月離脱の診断。CLグループリーグの登録からも外れ、年内の出場はないものだと思われていた。
しかししかししかーし!!なんと予想されていた4ヶ月の離脱期間を上回る3ヶ月でピッチに復帰、更にはその試合で見事なボレーシュートでゴール。CLグループリーグ5節ドルトムント戦にも一応間に合ってしまった(もちろん出れないが)。
その後はワントップとして安定した活躍を重ねていった。QPR戦での無駄すぎる頭突きで出場停止を食らった件はいただけなかったが、2月に入ってからはリーグ戦で6試合連続ゴールと絶好調。その後はリーグ戦でのゴールは生まれなかったが、FA杯決勝では後半ATに4点目のゴールを決めて14-15シーズンを締めくくった。
FWとして勿論ゴールは大切だけど、それ以上にジルーは2列目を活かす働きが素晴らしかった。フリックとか完全に藝術の域。やっぱり今のアーセナルに一番合うFWのタイプだなーと。
ジルーへの疑問の声は、いつしかジルーをサポートするCFを求める声になった気がする。誰が来たってあんたがファーストチョイス。
14.セオ・ウォルコット 評価:C
最後の最後に評価をひっくり返した、スーパー帳尻合わせ男。
前十字靭帯断裂の大怪我から11ヶ月、バーンリー戦で久々にピッチに立ったセオ。しかしその後そけい部を痛め再び離脱。年の瀬からベンチ入りしたものの、ベンチを温め続ける日々が続く。
出場しても目立った活躍は出来ず、守備への貢献度は… 長期離脱からの復帰なので勿論時間は必要、だが契約は16年夏まで…残された時間は多いとは言い難い…
風向きが変わったのは途中出場した37節ユナイテッド戦、ビッグマッチでの久々のゴールだった。オウンゴールだけどあれがセオのゴールなのは疑いようがない。
そしてここから圧巻の帳尻合わせが始まったわけで…まずは最終節WBA戦のハットトリック。特に1点目のシュートスピードは凄かった。そしてFA杯決勝の先制ゴール…失っていた信頼をこの2試合で一気に取り戻したように思う。正直自分もダメだと思ってました、ごめんなさい。
先日契約延長も済ませて移籍報道をシャットアウト。コミュニティ・シールドではCFで先発するなど、今シーズンはジルーと違うタイプのCFとして活躍を期待されていると思うので、最終盤の勢いそのままに突っ走ってほしい。
17.アレクシス・サンチェス 評価:A
申し訳ございませんでした。
エジルに続くビッグサマーな獲得となったアレクシス。正直1年目からあんなに活躍するとは思わなかった。
CLプレーオフベシクタシュ戦を皮切りに、レスター戦ではプレミア初ゴール。その後もゴールを積み重ねていき、終わってみれば25ゴール12アシストの大車輪の活躍。ウディネーゼ時代のゴール数(21)を1年で抜いちゃったんだから凄い。そのゴールもただのゴールではなく、目の覚めるような素晴らしい一発を見せてくれた。まさしく"規格外"。
彼が凄かったのは攻撃だけではない、相手にボールが渡るやいなや直ぐにプレッシャーをかけ、前線の守備リーダーとも言うべき活躍を披露した。
今シーズンはコパアメリカ(優勝おめでとう!)で出遅れるが、変わらぬパッションで幾つもの素晴らしいゴールを見せてくれると確信している…からね、しばらくは大丈夫だから、今はよーーーーーーく休んでね。終盤ちょっと調子落ちてたからね、やっぱり疲れてるよね、ちゃんと休んでね。
ホント休めよ!!!!
22.ヤヤ・サノゴ 評価:D
衝撃の4ゴールーーーーー
エミレーツ杯でのまさかの4ゴールで始まった未完の大器ヤヤ・サノゴの14-15シーズン。いよいよ覚醒!?かと思われなかったような、思われたような…だが、後述のダニーの獲得もあって出場機会はかなり限られることになり、更にはハムって離脱したり、結局今シーズンも覚醒ならずであった。
正直Eでも良いくらいだが若手なので温情でDに。ことごとくシュートが正面にいくのはなんとかしなければならない。
今シーズンは大先生のいるアヤックスへレンタル移籍。シュートはもちろんトラップも向上させて帰ってきてくれたらと思う。
No Sanogo, No Party.
23.ダニー・ウェルベック 評価:C
2014年のデッドライン・バイはこの人。ユナイテッドの生え抜きがまさかの北ロンドン上陸。
「ぼかぁCFがやりたいんだよぉ!!」という彼の希望通り、入団からしばらくはワントップのレギュラーとして苦しいチームを支えていく。加入3試合目で初ゴール、ガラタサライ戦ではハットトリック!と、ここまでは良い感じ…であった。
誤算はやはりジルーの早過ぎる復帰だろうか。ここを境にワントップではなく主にウイングでの起用が中心に。後半戦では年明けから1ヶ月離脱した影響もありベンチが定位置になってしまい、5月に入り膝の負傷を抱えそのままシーズン終了。
起用法のこともあるが、37試合8ゴールはちょっとさみしい。
望んでいた活躍とは遠いものだったが、14-15シーズンの彼の最大の功績は、やはりFA杯での古巣への一撃だろう。
これがあったのでDからCに。
早く復帰してそのとんでもない身体能力を活かして多くのゴールを見せてほしい。
28.ジョエル・キャンベル 評価:N
ブラジルの地でサプライズを起こしたキャンベルが、3年のレンタルを経て遂に北ロンドンへ…期待は小さくなかった。いやどデカかった、少なくとも自分は。
しかし待っていたのはスタメン争いどころか、ベンチ入り争いの日々。出場しても後半のちょっとだけ…
結局リーグ戦での合計出場時間は僅か41分。1試合どころか前半すら終わらない時間…先発出場したのはCL,FA杯,CoCで1試合ずつ。
もう全然戦力としてカウントされてへん…ということで後半戦はビジャレアルへレンタル移籍。今までのようなプラス思考のレンタルでないのが悲しい… レンタル先ではコンスタントに出場機会を得、終盤にゴールも決めて一応それなりに活躍したらしい。
アジア遠征に帯同しなかったのでやはり今シーズンもレンタル移籍になるのか…辛い時期が続くが、なんとか結果を残していってほしい。
ということで。
14-15シーズンMVPFW:アレクシス・サンチェス
神様仏様アレクシス様。
来シーズン…いや、もう今シーズンのことを勝手に妄想:FW編
2列目:揺るがぬアレクシス優位。相手に応じてセオとダニーはWG起用だろう。
CF:こちらも揺るがぬジルー優位。んでもって相手に応じてセオとダニー…でしょうな。
来んのか、来ないのか、どうなんだおにぎり!
監督.アーセン・ヴェンゲル 評価:B
コミュニティ・シールドからの突然の4-1-4-1導入はさすがにクエスチョンマークを突きつけざるを得ないが、4-2-3-1に戻して以降の快進撃はやはりボスの功績になる。コクランとサンティを3列目で組ませるなんてねぇ…ここから一気に攻守にわたって安定したと思う。
契約延長3年のうちの2年目となる今シーズンはどのようなマネジメントをしていくのか。
あ、あともうちょっとターンオーバーに柔軟になってくれれば…
ようやく終わりました。
ここまで耐えて私の駄文を読んでいただいた方にただただ圧倒的感謝。
また気が向いたらなにか書きます。
アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜MF編〜
いつの間にか開幕まで1週間切ってたよ!
MF編だよ!
評価基準はS いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん
7.トマシュ・ロシツキー 評価:C
うーん……なんというか、本人にとっては本当に辛いシーズンだったのではないかなと。
まずなかなか出番を与えてもらえず、少ない機会で結果を残しても定着は叶わず、特に終盤ではベンチ入りすら…という。
ただ出場した試合ではいつものように良いプレーぶりを見せてくれていたので(ブライトン戦然り)、やっぱり衰えというよりも世代交代の側面で出番が減っているのだろうと。
そりゃあいつまでもロシツキー頼みじゃいけないのも分かる。でも苦しい時こそベテランの力を借りるべきではないか?と思うわけで。
これだけ出場機会が無かったにも関わらず残留してくれた(させた?)からには、せめてここぞ!というときには使ってくださいよボス、"If you love football,you love Rosicky."なんて言った貴方はいつの間にサッカーが嫌いになったんですか。リトルモーツァルトの魔法に魅せられた全グナのお願いです。
8.ミケル・アルテタ 評価:N
キャプテンの呪いがこの人にも容赦なく襲いかかろうとは…なシーズン。11月に負傷して以降ピッチに立つことはなく終わってしまった。
12試合という数字の上最後の試合が11月なので正直どんな感じだったか覚えていない…というのが正直なところなので評価はNとさせていただく。
コクランの台頭により15-16はベンチからのスタートになりそうだが、ロシツキー同様ここぞのところでベテランの力でチームを支えて欲しい。
10.ジャック・ウィルシャー 評価:D
「ラムジーとウィルシャーの共存」がテーマの4-1-4-1が採用されたので、当然出番も増えて…かと思ったが、それが全く上手くいかず。突っ込んでいくドリブルは相変わらずだったり、代表では何故かアンカーをやらされMoM取りまくったり…などなどよく分からん状況になっていき、結局ユナイテッド戦でマクネアにガッツリ削られて4月まで離脱。復帰以後も突っ込みドリブルは変わらず危なっかしいなぁ…なんて思っていたら最終節にとんでもないゴールを決めてMoTD(だったような)の年間最優秀ゴールを掻っ攫っていったり、良くも悪くも色々あったシーズンだった。
また今シーズンもゴール賞取りそう。
11.メスト・エジル 評価:B
W杯の影響で合流が遅れた彼は13-14からの、全てをエジルのせいにしたくて気が済まないメディアからのいわれのない批判に戦っていった。あいつら多分イングランド代表が弱いのもエジルのせいだと思ってる。ホジソンがアホなのもエジルのせい。あと景気が悪いのもエジルのせい。
負けるなエジル!俺たちゃ全力でサポートするぜ!とグナ全員が意気込んでた10月、ドイツ代表から突然の"10週間離脱"の報せ。わけがわからないよ。
結局復帰には年明けまで時間がかかった。だが、復帰したエジルの姿を見て誰もがこう思ったはずだ。
「なんかムキムキになってない?」
明らかに変わっている、それはプレーにも表れていた。
もちろん変態パスも変わらず見せて、いや魅せて、相変わらずどこからピッチを見ているのか分からないプレーを披露している。
もっともっとグナ達を楽しませてくれる、そう確信している。
15.アレクサンダー・マーク・デイヴィッド・"アレックス"・オックスレイド=チェンバレン 評価:C
"覚醒前夜"のシーズンだったかなと。
アレクシスの背中を見たからか、守備意欲が向上。身体能力やキレキレドリブル等にも磨きがかかり、いよいよそのポテンシャルが…というところで負傷離脱。後半戦はあまりチームに絡めずにシーズンを終わらせてしまったのが惜しいのと、あまり数字が残せなかったので評価はCで。
さて、"夜明け"となるであろう今シーズン。コミュニティシールドで早速期待に応えてくれたり、なんか本当にやってくれそうな気がする。今シーズン怪我なくフルで戦えたらシーズン終わりにどこまで行っているのか気になってしょうがない。怪我には気をつけて。
16.アーロン・ラムジー 評価:B
大車輪の活躍を見せた13-14シーズンと比べたら…かもしれないが、良くも悪くも本来の彼らしいプレーになったのかなと。というか、前の人が取ってくれるので負担が減った?
BtoBの役割をしっかりと果たし、離脱期間も13-14と比べたら少なく、チームの核として安定した活躍をしてくれた。しっかりと数字を残しているのはさすが。
球離れはもっと良くできると思う、あとヒゲ剃れ。
19.サンティ・カソルラ 評価:S
はい、この(ピンチであっても)いつもニコニコスパニッシュおじさんが今シーズンの俺的最優秀選手です。評価も全選手で唯一のSとしました。
まず出場試合数。14-15シーズンのアーセナルは全56試合を戦いましたが、その中でおじさんが出場しなかった試合は僅か3試合。うちCLのアウェイ・ガラタサライ戦はGL突破確定後の消化試合。しかも出場53試合中フル出場が40試合。働き盛りにも程がある。もちろん負傷離脱期間はゼロだ。
そしてパフォーマンス。2列目での起用でも期待通りの活躍を見せていたが、コクランと組んだボランチで更に活躍。心配された守備も難なくこなした。圧巻はやはりアウェイ・マンシティ戦だろう。終盤の時間帯でも走り続け、ボールを前へ運ぶ。絶対に取られない。ヤヤ・トゥーレ等をヒョイヒョイとかわす姿には声を出さずにはいられなかった、感動のプレーぶり。「人々はアレクシスばかり語るけど、サンティこそがチームに欠かせない選手だ」とアンリも大感激。安定して素晴らしいパフォーマンスを最後まで見せてくれた。
何故か分からんが移籍の噂があったが、本当に欠かせない選手ですわ。幸い契約延長してくれたのでその噂も完全シャットアウト、今年もいつも笑顔を絶やさずに頑張ってくれることを期待。
20.マテュー・フラミニ 評価:D
カムバックして2年目。前半戦は潰し屋としてアンカーの位置を任されていたが、年明け後はコクランにポジションを奪われベンチが定位置になり、守備固めのカードとしての途中出場が多かった。
1試合1カードの勢いで貰っていると思っていたけど14-15は意外ともらっていなかった。
うーん、尻すぼみなシーズンだっただけにあんまり話題が… 今シーズンはアルテタも復帰していよいよ正念場、潰し屋として自分の長所を存分に押し出しつつ、なんとかパス精度などの苦手分野をカバーしていかなければ厳しいか。
24.アブ・ディアビ 評価:N
僕はアブさんがどこにいたって元気にプレーしてくれればそれだけで幸せなんだ。
Once a gooner,always a gooner.
グッドラック。
34.フランシス・コクラン 評価:A
ウェルカムバック。
契約は残り1年。再起をかけたプレシーズンでもアピール出来ず、デッドライン間際ではフランス2部への放出の話まで。この時は残留したが、やはりトップチームでの出場は遠い…チャールトンへのレンタル移籍は自然な選択だった。
レンタル期間を1ヶ月延長し、誰もが「いよいよか…」と覚悟した矢先…
もう本当にシンデレラストーリーとしか思えない…エミレーツでのニューカッスル戦でアレクシスとの交代で久々のプレミアリーグ出場、そしてウェストハム戦で見事な活躍を見せ、彼はたちまちアーセナルに欠かせない選手になった。これが1ヶ月のうちに起こったのだから本当にすごい。シンデレラガールは日本にいるが、今年のシンデレラボーイは彼に他ならない。
絶妙なポジショニング、相手のボールをサクッと奪う"コクスラ"、そしてドン底を味わったからこその、鼻が折れようとも出続ける強烈なパッション。
「これこそが求めていたDMF」と全グナが沸いた。沸かざるを得ない。
もう一度言おう、
ウェルカムバック。
でもね、本当はね、11-12にラミレスのタックルで負傷させられていなければもっと早く台頭したんじゃないかとも思うんですよね…
今シーズンはもっと大変になるかと思うがみんな応援してるぞ。
怪我だけはしないで。
ということで。
14-15シーズンMVPMF:サンティ・カソルラ
これは迷わなかった。
来シーズン…いや、もう今シーズンのことを勝手に妄想:MF編
DMF:コクランの独壇場。次点テタ、フラミニの序列は最後まで揺るがないように思う。本当に怪我しないで。
CMF:サンティ1番手だがラムジーのウイング起用も勿体無いので、そこら辺は相手によって使い分けてほしいところ。あとジャックも放っておかないで。
2列目:左SHはFWのあの人のモノなので枠は2つ。うち1つはエジルで固定なので、残りの1席をロシ、ジャック、オックス、ラムジー、(サンティ)、あとグナブリー、FW登録も含めるとセオ、ダニーの8人で争うことに。現状でも大激戦区のポジションにこれ以上補強をするのは愚策なので…安心してください、ロイスやドラクスラーは来ませんよ。
明日FW編上げます。
アーセナル通信簿 14-15シーズン版 〜DF編〜
もたもたしてたらチェフさん来ちゃったよ!
DF編だよ!かなり遅れたけど頑張って書くよ!
でもさっさと終わらせたいからかなり適当になるよ!
出場試合数その他もろもろは面倒なので割愛するよ!知りたかったら自分で調べてくれ!
評価基準は
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん
2.マテュー・ドゥビュシー 評価:D
しかし、9月の(そのサニャが加入した)マンチェスター・シティとの試合で左足首を負傷し3ヶ月の離脱。12月に復帰したものの、年明けのストーク戦で非常に不幸な形で肩を脱臼(アルナウトビッチへの処分が無かったのは誠に遺憾である)。3ヶ月後のFA杯準決勝レディング戦で復帰したが、今度はハムストリングを負傷してそのままシーズン終了。
ということでシーズン10ヶ月のうち半分以上の7ヶ月もの間離脱することとなり、本人としても非常に不本意な移籍1年目のシーズンを過ごすこととなってしまった。
とはいえ、出場した試合では新城で培った経験を活かしたプレミアに通用する粘り強い守備や、サニャにはなかった単独突破などなどで安定したプレイを披露。アウェイでのリヴァプール戦では前半終了間際に貴重な同点ゴールも記録した。
ベジェリンが攻撃で存在感を見せる一方、守備ではまだ拙さを見せているので、来シーズンこそは安定した守備、そして攻撃でも自身の持ち味を存分に発揮してほしいと思う。
3.キーラン・ギブス 評価:C
いつまでも童顔なもんだから気付かなかったんだがもう25歳なんですね。
開幕当初はCBの問題でナチョが真ん中をやらされた分LSBのレギュラーに固定。怪我癖で悪い意味で有名だが、離脱したのはその開幕当初のみと、ギブスとは思えない安定ぶり。もしかしたらシーズン後半で如実に現れたフォーサイス効果は、実はギブスに関しては初めからしっかり活きていたのかもしれない?
それに加えて今シーズンはプレーに関しても安定してきたように思う。オーバーラップのタイミングもなかなか良くなってきたし、クロスの精度も高くなってきたかなと。
後半は出番を減らしたがシーズン通してではまずまずの活躍なのでは?ということで評価はC。イングランド代表の正LSBを目指してほしいが、監督があの人なのが気に食わない。
4.ペア・メルテザッカー 評価:B
W杯を制覇し有終の美を飾り代表を引退、さぁこれでアーセナルに全てを捧げてくれる!と意気込んで入った今シーズン。だがW杯まで溜め込んだ疲労が祟ったのか、シーズン前半は終始不安定なパフォーマンスを見せてしまう。本人も「W杯から切り替えられていない」と語るなど、予想以上に大きなモノだったらしい。そのせいかTLでも不要論がじわじわと増えていたような気がしなくもない。
たが考えてみよう、
シーズン前半に彼が離脱していたらDFライン、ひいてはCBはどうなっていたのか?
と。
実際14年中の試合で彼が欠場・ベンチスタートだったのはW杯休暇による合流が遅れた開幕直後の3試合とCoCのみ。それ以外の全ての試合でフル出場、まさしく前半戦のDFラインを支える柱であったことは否定しようがないと思う。FA杯はじめセットプレーで点を取ってくれたりもしたし(わかっていてもメルテザッカー!)、なんだかんだ欠かせない存在であることは示したのではないか。
来シーズンはいよいよガブリエルとのポジション争いが始まりそうだが、経験で彼との違いを見せられるかどうか。
5.ガブリエル 評価:C
1月に絶賛クライシス状態だったCBの層に、ヴェンゲルがついにとうとうようやく満を持して重い腰を上げてスペインはビジャレアルから獲得したブラジル人。ただ冬移籍かつあまり冒険出来ないポジションであるため、安定のメルコシェコンビの牙城を崩すまではいかず。
駄菓子菓子、出場した試合ではしっかりと自分の良さを見せチームの勝利に貢献。そのタイミングの良いタックルは、さながら鬼神コシェルニーが2人並んでいるような雰囲気。パス精度や連携なんかは来シーズンの課題だが、来シーズンのポジション奪取の可能性を十分に感じさせるパフォーマンスであった。
Nでも良いけど出場した試合では良かったのでC。彼に関してはひとまずは「来シーズンに期待」ということで。
6.ローラン・コシェルニー 評価:A
慢性化したといわれるアキレス腱の痛みを負いながらもアーセナルのディフェンスを成り立たせるために奮起したフランス代表CB。
細かい説明の必要は無いだろう。今年も速さを活かしたインターセプト、屈強な相手にも負けない強さで最終ラインに君臨し続けた、#残そコ のタグはコクランと混同するようになってしまったが。
Sでも良いくらいだが、途中離脱した時期があったのでひとつ下げてA。
マドリーが欲しいのも少しは理解出来るが、彼等は提携先のすぱぁずさんとよろしくやっていればいいのだ。コシェの代わりとしてフェルトンゲン、ロリス、エリクセン、ケイン全員セットでの補強をお勧めする。通常価格1億ユーロのところ、今回なんと半額の5000万ユーロ!!デテン!!(SE)もちろん送料はジャパネットが全額負担!!お申し込みは今すぐ0120-114514-810まで!!オペレーターを増員してお待ちしております!!
18.ナチョ・モンレアル 評価:A
色々大変なシーズンだった。
入団当初からの背番号17番をアレクシスに持って行かれ、いざシーズンインをしてみれば何故だかCBをやらされる羽目に。もともと競り合いがウィークポイントであった彼にCBをさせる謎。とまあこんな感じでシーズン前半は損な役回りをさせられることが多かった。
だがその謎のCBを経験をしたことによって競り合いの強さ、ひいては守備の粘り強さが向上。もともとそれなりに高かった攻撃性能はそのままに守備も良くなってLSBのレギュラーを奪取した。
少し移籍話が流れていたりしたが、本人が否定しているので心配は要らない…?来シーズンもギブスと切磋琢磨していってほしいなと。
21.カラム・チェンバース 評価:C
昨夏に起こったセインツ大解体の流行りに乗って獲得した19歳のRSBだったが、彼も例に漏れずCBを経験。もはやCBでの起用はアーセナルにおけるサイドバックへの洗礼かなにかなのかもしれない。開幕当初はとても19歳とは思えぬ落ち着きぶりでDFラインの安定に貢献。童顔だけど7歳くらいサバ読んでるのかと思った。
だがシーズンが進むにつれて十代らしい拙さも露呈し、徐々に出場機会を減らしていった。守備の場面で手が出てしまうことは特に指摘され、粕谷秀樹氏がチェンバースが出てくるたびに、いや話題にするたびに「チェンバースは手が出る」とネチネc…突っ込んでいたのは嫌でも記憶しているはずだ。
とはいえまだ十代、拙さも経験でカバーされると思うので今はただただ今後に期待。いつか粕谷氏に「チェンバースは手が出なくてクリーンな守備」とか言われるように頑張ってくれ。
39.ヘクター・ベジェリン 評価:B
今シーズンのサプライズ。
開幕当初こそはU-21で出場していたが、ドゥビュシーが出場停止だったCLアウェイ・ドルトムント戦で先発出場、散々な目に遭わされた。ブリタニア・ストーク戦でも先発したものの、これまた散々で前半限りで交代の屈辱。
しかし彼はこの程度で折れるような半端な若者ではなかった。この苦い経験を活かした彼はドゥビュシー不在のRSBのポジションで輝きを放ち始める。元々はウイングだったこともありユースでも抜きん出ていた攻撃面はもちろんのこと、持ち前の(ウォルコット並、いやそれ以上?)脚力を活かしたスピードで全てなんとかしてしまう守備もまずまず通用(改善の余地はあるが)した。
特筆すべきはエミレーツ・リヴァプール戦だろう。縦のコース、つまりクロスを切っていたモレノの意表を突き左足で突き刺した先制ゴール、そしてスピード自慢スターリングとのマッチでは、PKを与えてしまったシーン以外は完封。世界中にその名を轟かせた試合であった。
ベジェリンかジェンクスの覚醒待ちでドゥビュシーを獲得した筈が1シーズン目で覚醒してしまったのは実に嬉しい誤算だと思う。来シーズンも攻撃で存在感を示しつつ、ドゥビュシーから守備のいろはを学び、今シーズン以上のさらなる飛躍を期待したい。
ということで。
14-15シーズンMVPDF:ナチョ・モンレアル
↑この昇竜拳マジで格好良い。
メルティ、コシェと彼の3人で迷いましたが、シーズン通じての活躍、苦労人ぶり、その他諸々独断と偏見を交えた結果ナチョさんにしました。移籍しないで。
来シーズンのことを勝手に妄想:DF編
CB:いよいよメルティとカブリエルのポジション争いが始まるのかなと。最終的にはカブリエルになるかなとは思うけど、経験の面で勝るメルティの牙城を崩すのは容易ではないでしょうね。それを超えて定着出来るのか?という面でもカブリエルには期待。あと4番手には補強要らない。それより
チェンバースを育ててください。
LSB:こちらは安泰安泰アンド安泰?ポジション争いはナチョさんが優勢だがギブスも負けるな。負けるな。
RSB:ヴェンゲルがどのような選択をするか本当に楽しみなポジション。経験と守備面で上回るドゥビュシーと、ポテンシャル、攻撃面、脚力のベジェリン、更に(レンタル濃厚ではあるが)ジェンクスもいる。しかもチェンバースは手が出る。サニャさんが退団してクライシスだったポジションが、たった1年でこんなに人材豊富になるとは思わなんだ、嬉しい誤算である。個人的にはドゥビュシーとベジェリンをうまいこと併用してくれれば願ったり叶ったりな感じ。あと
チェンバースも育ててください。
気付けばあと1ヶ月で開幕するらしくて割とビビっている。
頑張って残りも書きます。
アーセナル通信簿・14-15シーズン版 〜GK編〜
聖地ウェンブリーで優勝杯の防衛をあっさりと成し遂げてはや数日、皆様いかがお過ごしだろうか。
紆余曲折あったシーズンも終わりを告げ、再びシーズンが始まるまでの喪失感に打ちひしがれる毎日が続くことになるわけだが、ここらで今シーズン(いや、終わったからもう昨シーズン?)の10ヶ月間を振り返り、評価基準を設けて(誠に勝手ながら)選手それぞれにつけていこうと思う。
ただ一気にやるのはさすがに骨が折れるのでポジション毎に。あとそれぞれのポジションでシーズン最優秀選手を選出していく。
評価基準は
S いやもう素晴らしすぎて何も言えない
A 最高でしたありがとう
B 欠かせない戦力でした
C まずまず
D もうちょっと頑張れたよなー
E …(^ω^)
N 出場試合数少なすぎて採点出来へん
ではまずはGKから。
1.ヴォイチェフ・シュチェスニー 評価:D
出場試合・分数
PL:17試合・1498分
CL:6試合・511分
FA:5試合・480分
CS:1試合・90分
合計:29試合・2579分
あーー!!!遂にやっちまったー!!!
という印象しか残らないシーズンになってしまった。
開幕時こそは1stGKのポジションをしっかりと確保してはいたものの、1試合1度の恒例シュチェ劇場を今シーズンも抜かりなく披露。
それでも奇跡的に失点には繋がらないという謎神話を打ち立てていたが、年明け一発目のセインツ戦の1失点目で遂に神話崩壊。更に2失点目直後の水飲みパフォーマンス、極めつけには試合終了後にシャワールームで喫煙と、この日だけで3回という驚きのやらかしっぷりは、全アーセナルファンの怒りと呆れと笑いを誘った。
その次の試合はFA杯だったため、"1stGK"の彼はベンチに座ってオスピナの安定感あふれるプレーを見届け、そして以降のリーグ戦でも同じことをし続けることとなった。オスピナが痛がっているときに颯爽とベンチを飛び出しトレーニングをする姿を見ると何故か笑ってしまう、すまんな。
正直なところ本当はEにしたい位だが、FA杯では何度かビッグセーブ・ビッグ飛び出しを見せてくれていたので一段階上の評価に。
色々言われているけど、お前のビッグセーブとか、シュートキャッチした時のどや顔とか、何故かピアノ弾けるっぽいところとか、常に生意気そうな感じとか、本当はみんな大好きだからな。腐らずに頑張れ。
13.ダビド・OOOOOOOOOSPIIIIIINAAAAAA 評価:B
出場試合・分数
PL:18試合・1620分
CL:3試合・209分
FA:1試合・90分
CoC:1試合・90分
合計:23試合・2009分
フランス・ニースより獲得したコ ロ ン ビ ア代表GK。「シュチェスニーが1stGK」とヴェンゲルが宣言していたため、2ndGKという立ち位置からのスタートとなったが、ニース時代からの負傷が長引いて開幕から1ヶ月離脱、さらにセットバックでプラス2ヶ月離脱と、周囲の期待通り順調にアーセナルに適応していった。
転機が訪れたのは年が明けてから。FA杯3回戦ハル戦で安定したパフォーマンスで無失点に抑えると、前述のシュチェスニーの件もあってか、次のリーグ戦ストーク戦でもスタメンに抜てきされる。そこでもクリーンシートを達成し、見事正GKの座を奪い取った。その後も安定感を感じさせるプレーを続け、シュートセーブ率、1試合平均失点率、クリーンシート率でリーグトップの数字を記録。また正確なフィードでオフェンスにも貢献、実際リヴァプール戦4点目のゴールも彼のパントキックから生まれている。
これほどの活躍を鑑みるとAでも良いと思うが、怪我とはいえ前半戦は長く不在であったので一段階下げてBに。来シーズンはフル稼働を期待したい。
GKの補強があるとかないとか言われているが、ヴェンゲルの宣言通りであれば、来シーズンもエミレーツではOOOOOOSPIIIIIIINAAAAAAAAAA!!!!!の大合唱が聞こえるはずだ。
26.ダミアン・"エミ"・マルティネス 評価:C
出場試合・分数
PL:4試合・302分
CL:2試合・180分
合計:6試合・482分
オスピナが絶賛離脱中だったシーズン前半は、シュチェスニーの出場停止によってチャンスを得たアンデルレヒト戦、そしてシュチェスニーの負傷によって交代出場したマンチェスター・ユナイテッド戦から5試合連続の先発出場、計6試合でゴールマウスを任された"エミ"。昨シーズンまでに起用された際には時折自信なさげな雰囲気が垣間見えていたが、今シーズンはその様子はなく、堂々とした面持ちでシュチェスニー復帰までの守護神を務めあげた。
なおアーセナルとの契約は今夏限り。今後のキャリアを考えればやはり…なのだろうか。アルゼンチンのGKの層は他国よりかは比較的薄いと思うので、彼が代表の正GKとして活躍する姿を見ることを願って送り出したい…って、まだ退団決定したワケじゃないんだけれどもね。
ということで、
14-15シーズンMVPGK:ダビド・オスピナ
↑コロンビア代表のコ ロ ン ビ ア
まぁ異論無いですよね。
来シーズンのことを勝手に妄想:GK編
安定感最強GKことOOOOOSPIIIIIIINAAAAAAAの唯一のウィークポイントである身長を攻めてくるチームに出くわすと思われるので、その試合はハイボール跳ね返しマンことシュチェスニーのワンポイント起用で切り抜ける…なんてのはどうだろうか。
安定のオスピナ、ハイボール(not酒)のシュチェ。という感じで。なんというか、この2人のうち1人がカップ戦だけしか出られないというのは心情的につらいというか。リーグ→カップ→リーグでGKを替えても大丈夫なんだから、リーグ→リーグ→リーグの内にGK替えても大丈夫でしょって。
まぁとりあえずチェフさんは要らんから。